ボウネスは観光船やフェリーの発着地となっている、まさに湖水地方観光の要のような場所です。人気の飲食店や有名なお店、「ピーターラビットの世界」というアトラクションもあり、いつも多くの人で賑わっています。
ボウネスで湖畔の景色を楽しめる場所
今日はそんな大にぎわいのボウネスピア(ボート乗り場)から少し歩くだけで、ウィンダミア湖の湖畔の景色をを楽しめる「クックショットポイント(Cockshott point)」という湖のほとりと、のんびり散歩するのにぴったりなフットパスとをご紹介します。
おそらく日本語では初めて紹介する場所です。
「えっボウネスピアの近くに、こんな素敵な場所があったの?」と驚くこと間違いなしの穴場中の穴場です。
私にとってはボウネスのナンバー1おすすめスポットですよ。
クックショットポイントとフットパスへのアクセス
ボウネスピア(ボート乗り場)から市街地と反対側に数10メートル歩くと、ウィンダミア湖沿いに グリーブロード(Glebe Road)という自動車道が伸びています。
地図を使って説明するとこんな感じです。
ピンクのスター印がボウネスピア、緑のスター印がフットパスの入り口になっています。
ボウネスピアからフットパスパスの入り口までがピンク色のルート、
湖畔のフットパスとクックショット・ポイントが茶色のルートになります。
さっそく向かうことにしましょう。
左の芝生広場には、移動式の遊園地がありました。夏の間だけなのかな?
少し歩くだけでも、ボウネスピアとは違った落ち着いた雰囲気になります。
湖畔沿いには新しいお店が並んでいます。
このお店を越えたら、ほどなく左側にフットパスの入り口が見えてきます。
クックショット・ポイント(Cock shott pinnto)と書かれています。
喧騒を忘れて湖を楽しめるクックショット・ポイント
まずは入り口からフットパスを歩きます。
少し歩くと、目の前に芝生が広がります。
この芝生を突っ切ると、その先にクックショット・ポイントがあります。
ボウネスのフェリー乗り場や街中は観光客でごった返しているのに、ここの人口密度はほとんど奇跡的です。
湖畔の砂浜に腰掛けて、のんびりしている人の姿がちらほら見えます。
向かって右側の湖畔に降りていくと、そこには誰もいません。
湖の中に浮かぶ島が見えます。
私自身、ボウネスでこんなに静かな湖畔の景色を見られるとは思っていませんでした。
しばらく湖面を眺めてボーッとします。
湖畔のフットパスはのんびりと散歩するのにぴったり
さてそれではここからは湖畔のフットパスを歩くことにしましょう。
湖のこちら側にはヨットがたくさん浮かんでいます。
ところどころにベンチがあって、腰掛けて湖の景色を楽しめるようになっています。
ここでもお利口な犬が、ご主人の投げたおもちゃを嬉しそうに追いかけています。
フットパスの端まで歩いたら、湖の景色とはお別れです。
ここからはぐるっと曲がり、次は草原の中の1本道を歩きます。
ボウネスの港が近づくにつれ、道がどんどん広くなります。
この道は人がいなくてちょっと寂しい場所です。
なぜかというと右側が広大な墓地なのです。
そのまままっすぐ歩くと、団体旅行客用の大型バスの乗車場が見えてきます。その先がボウネスピアです。
いかがでしたか?多くの人で賑わっているボウネスのイメージがちょっと変わるフットパスだったのではないでしょうか。またここなら道の整備されているので、どんな靴でも気軽に訪れることができます。
ボウネスを訪れた際には、クックショットポイントとフットパスでのんびり湖畔の景色も楽しんでくださいね。
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