今日は、ワシントンD.Cを旅行する際の強い味方「スマートリップカード」の、地下鉄駅の券売機での買い方をご案内します。
「スマートリップカード」はワシントンD.Cの地下鉄(メトロ)や路線バス、サーキュレーターと呼ばれる循環バスで使えるICカードです。
日本のSuicaのようにチャージさえしておけば、あとは改札やバスに乗車の際に「ピッ!」とタッチするだけです。
ただ「スマートリップ」を購入する時に、券売機の使い方が分かりにくいのが少々の難点です。しかし1回わかってしまえば簡単なので心配ご無用!
それではさっそく「スマートリップ」の券売機での買い方を、解説することにしましょう。
スマートリップカードの買い方
こちらがワシントンの地下鉄改札前にある券売機です。
券売機には大きく①②③と書かれています。
券売機自体が大きい上にボタンがたくさんあり、一見難しそうに見えますが、使うのはほとんど①の部分です。
券売機の前に立ったら、現金やクレジットカードを挿入するのではなく、まずはボタン操作から始めましょう。
1. Bボタンの「PURCHASE SINGLE CARD(1枚のカードを購入する)」を押す。
まずは①のBボタンを押します。ここから操作がスタートします。
2. Bボタンの「PURCHASE VALUE(金額を設定する)」を押す
ここで最初に「スマートリップカード」に何ドルチャージするのかを決めます。
画面の上には、もともと2ドルのデポジット料金がかかることが書いてあります。
3. +ボタンとーボタンを押してチャージ金額を決め、Cボタンの「PRESS WHEN DONE(金額が決まったら押す)」を押す
次にチャージ料金を決めます。(10ドルと表示されている部分です)
液晶画面のすぐ下に+とーのボタンがあります。これを使って金額を決めます。
金額が確定したらCボタンを押します。
4. 表示の金額でよければCボタン「PRESS C TO COMPLETE TRANSACTION(取引が完了したら押す)」を押す
2ドルのカード発行代金と設定したチャージ料金が表示されます。
(ここでは2ドル+10ドル合計12ドルになっています)
取引金額確定のCボタンを押します。
5. 支払い方法を決めて、ボタンを押す
A・・・現金で買う
B・・・クレジットカードで買う
C・・・デビットカードで買う
支払い方法を決めてボタンを押します。
6. 現金の場合、左の投入口から現金を入れる
7. クレジットカードの場合は、右の投入口にカードを差し入れピンコードを押す
操作は以上です。これで「スマートリップカード」を購入することができます。
チャージ方法は簡単
残高が少なくなったら、券売機を使ってチャージをすることもできます。
1.スマートリップカードマークにタッチする
券売機の②の「INSERT PAYMENT」の隣にある「スマートリップカード」のマークの上を軽くタッチします。
2.Bボタンの「ADD VALUE(金額を上げる)を押す
液晶画面に残高が表示されますので、Bボタンを押します。
あとは購入の際と同じように、+やーのボタンを使ってチャージ額を決めるだけです。
バスの車内での「スマートリップカード」のチャージは出来ない
注意したいのが、バスに乗る際のカードの残高です。路線バスやサーキュレーターバスの車内では「スマートリップカード」のチャージをすることはできません。残高不足の場合は、ちょうどの金額を現金で支払うことになります。
残高不足が心配な場合は、券売機にタッチすると残高が表示されるので、バスに乗る前には確認しておくか、多めにチャージしておくのが良いでしょう。
私は残高不足に気づかず、おまけに20ドル紙幣しかない状態でバスに乗ってしまい途方にくれました。バスは発車したものの、小銭をかき集めても足りず困っていると、車内の女性がそっと2ドルをくれました。あの時は本当に助かりました。
券売機は、スマートリップカードマークにタッチすることで、チャージだけではなく、残高照会に使うこともできます。
私のような失敗がないように、バスに乗る際には残高に注意してくださいね。