ドイツに旅行に行ったら買って帰りたいものに、リモワのスーツケースがありますよね。それもできればリモワらしいアルミ製のスーツケース。
でもネット上では、なぜか「トパーズ」購入の記事ばかり。
しかし知ってましたか?もう一つのアルミ製のスーツケースである「クラッシックフライト」は、リモワより軽くて、ドイツでは「トパーズ」よりもかなりお得に買えるのです。
そこで今回は「クラッシックフライト」と「トパーズ」との比較、そして私がフランクフルト空港で購入した「クラシックフライト」の魅力についても書いていきたいと思います。
*私が購入した時(2017年12月)は1ユーロ=135円でしたが、3月23日現在1ユーロが130円以下になったので、円への換算額を全て1ユーロ=130円に変更しました。(2018年3月23日)さらにお得になっています!!
ドイツで買うならアルミ製がおすすめ
リモワのスーツケースは、大きく分けるとアルミニウム製とポリカーボネート製があります。どちらにもそれぞれ違った魅力がありますよね。
リモワのポリカーボネート製の魅力的は何と言ってもその軽さと色。
しかしわざわざドイツで購入するなら、やはりアルミ製がおすすめです。
理由はズバリ、日本で購入した場合に比べて、その価格差が大きいからです。
それでは具体的に、ドイツで購入した場合と日本で購入した場合、それぞれの価格を比べて見ることにしましょう。
なお価格は、RIMOWAの公式ホームページ(ドイツ版)と、日本での正式販売店である林五のそれぞれのonline store のものを記載しています。またドイツの場合は、タックスリファウンド(戻し税)をした場合の価格で比べることにします。
All RIMOWA Suitcases / Trusted Shops certificated – RIMOWA Online Shop
ここでは、アルミニウム製の一番人気の「トパーズマルチホイール32L」と
ポリカーボネート製の「サルサのマルチホイール32L」を
を比べてみることにしましょう。 (戻し税は、今回の購入時の11%に合わせています)
トパーズ・キャビンマルチホイール32L
日本価格 108,000円(税込)
ドイツ価格 689ユーロ (戻し税後 614ユーロ)
日本円に換算すると 79,820円(戻し税後価格 1ユーロ=130円とする)
*差額 28,180円
サルサ・キャビンマルチホイール32L
日本価格 59,400円
ドイツ価格 429ユーロ (戻し税後 382ユーロ)
日本円に換算すると 49,660円 (戻し税後価格 1ユーロ=130円とする)
*差額 9,740円
ユーロと円の為替の相場によってはお得感が変化する可能性がありますが、価格差を比較すると、ドイツで買うなら、圧倒的にアルミニウム製がお得と言えます。
トパーズとクラッシック・フライトの比較
実はクラッシックフライトの方が軽いんです
リモワの購入を考えていろいろ調べている時、クラッシックフライトの方が軽いという事実を、最初は信じられませんでした。
どちらかというとスマートなフォルムのトパーズに比べて、クラッシックフライトはがっちりした印象があります。またハンドルは黒い本革製で、その分重さもありそうに見えます。
しかし実際には
トパーズ・キャビンマルチホイール
32L 4.6kg
34L 4.8kg
クラッシックフライト・キャビンマルチホイール
33L 4.4kg
35L 4.6kg
同じ容量で比べられないのですが、クラッシックフライトの方が明らかに軽いです。
クラッシックフライトは無骨に見えて、案外軽い奴なんです。
クラッシックフライトはドイツで買うと安い
「トパーズ」と「クラッシックフライト」、日本で買うとほぼ同じくらいの価格ですが、ドイツで買うと「クラッシックフライトの方が、実はお得感が大きいのです。
トパーズ・キャビンマルチホイール32L
日本価格 108,000円(税込)
ドイツ価格 689ユーロ (戻し税後 614ユーロ)
日本円に換算すると 79,820円(戻し税後価格 1ユーロ=130円とする)
*差額 28,180円
クラッシックフライト・キャビンマルチホイール33L
日本価格 102,600円(税込)
ドイツ価格 539ユーロ (戻し税後 480ユーロ)
日本円に換算すると 62,400円(戻し税後価格 1ユーロ=130円とする)
*差額 40,200円
現在ユーロが高止まりなので、差額がそれほど出ないのがちょっと残念です。
1年前は1ユーロ=120円くらいだったんですよね〜。ちなみに1ユーロ=120円だとクラッシックフライトは58,200円くらいになるんですけどね。(えっ!日本で買うサルサより安い⁉︎)
また単純に「トパーズ」と「クラッシックフライト」の価格を比べると、
79,820円と62,400円(戻し税後)です。
日本ではたった5,400円の差で、あまり変わらないのに、ドイツでは「クラッシックフライト」の安さが際立ちますね。
フランクフルト空港でクラッシックフライトを買っちゃいました
機内持ち込み用のスーツケースを探していた時に、ドイツクリスマスマーケットの旅をした私。「これはリモワに呼ばれている?」と勝手に解釈し、今回リモワデビューを果たしました。
ここまでの記事は、私が購入にあたって調べたことをまとめたものなのです。
実際にわたしが買ったのは、
クラッシックフライト キャビンマルチホイール ルフトハンザモデル 35L
もともと旅行の荷物は少ない方なので、3〜4日の海外旅行ならこれでいけそうです。
行きはバゲトラのリスク回避のために機内に持ち込みたい。
帰りはお土産のジャムやコスメも持ち帰れるよう、預け入れ荷物にしたい。
おまけに33Lも35Lも価格は同じ!!
200gの差なら35Lだ〜。
というわけで、ちょっとポテッとした35Lをチョイスしました。
ちなみにクラッシックフライトキャビンマルチホイール35Lのサイズは、55×40×23cm で100席以上の飛行機のみ機内持ち込み可となっています。つまり100席未満の飛行機搭乗の場合は持ち込めないということですね。LCCの場合も要確認かな。
クラッシックフライトの魅力は、何と言ってもそのクラッシック感。
なかでも本革の持ち手は、格好良さもさることながら、本当に握りやすくて、これのおかげで、重さも少し軽く感じられるのではないかなと思うほどです。
また内部にもクラッシックフライトならではのこだわりが。右のバンドの 金具部分が真鍮だったり、左の荷物抑えるパーツも丁寧な作りだったりして、古き良き時代の外遊旅行の面影を偲ばせます。
そしてフランクフルト空港のWorldshopは、リモワの正規販売店なので、5年の保証がつきます。
価格は、539ユーロで購入して、戻し税は59ユーロでした。480ユーロで購入したことになりますね。タックスリファウンドの手続きは「PREMIER TAXFREE」から行うので、カードに税金が戻るまで1ヶ月弱かかります。
また機内持ち込みサイズのスーツケースの場合、もちろん機内持ち込みをして持って帰ることができます。この場合の戻し税手続きは手荷物検査後になります。
まだピカピカでちょっと気恥ずかしい感じなんです。早く使い込んだ感じにするために、次の旅行を計画せねば!と思っているところなのです。