ニースの素晴らしさは、太陽いっぱいの海岸線だけではなく、格安路線バスを使って様々な有名観光地に簡単にアクセスできるところにもあるでしょう。
バス料金は基本的に片道1.5ユーロです。近場だけではなく、イタリアとの国境の町マントンへの1時間半のバス旅もたったの1.5ユーロ! 太っ腹なんです。
ただし行き先によって、バス停の場所が異なるので要注意です。
ここでは、モナコ、マントン、エズ村、サン・ポール・ド・ヴァンス、カンヌ、グラース行きのバス停の地図と行き方をそれぞれご紹介したいと思います。
ニースの主な行き先別バス番号
次の表が、主な目的地(バス番号)とニース市内のバス停留所の一覧になります。
行き先別バス時刻表
バスの時刻表はこちらのサイトにまとめています。参考にしてください。
ニースのバス番号別の停留所
まずは、ニースのバス番号別の停留所の地図をご紹介しますね。
ニースはバスの番号によって停留所が異なり、ちょっとややこしいんです。しかしこの地図さえあれば、バスの番号をたよりに停留所を知ることができます。各バス停留所をピンクで囲んでいます。
次は主な目的地へのバス停への行き方を、具体的に案内しましょう。
Le Port バス停 モナコ、マントン行き (100番)
モナコ、マントンへ(100番)は、「Le Portバス停」から出発します。
「Le Portバス停」の地図です。
道順はトラムの「Garibaldi駅」から「Le Portバス停」になります。徒歩約8分ぐらいです。
道順を詳しく案内することにしましょう。
トラムの「Garibaldi駅」で下車します。
「Hopital Pasteur」 方面のトラムの停留所の場合は、進行方向から振り返るとガリバルディ広場はすぐ目の前です。
トラムの線路がガリバルディ広場を横切っています。
広場の方向に歩いて、すぐの道を左に曲がります。
ひたすら海の方向へ直進すると途中にバス停が見えてきます。
このバス停もLe Portとなっていますが、ここには100系統の案内がありません。このバス停ではないので、もうしばらく直進します。
左側にNotre Dame du Portという神殿のようなカトリック教会があります。そこを過ぎると前方にもう一つバス停が見えてきます。そこがモナコ行きの「Le Portバス停」です。
こちらのバス停には、ちゃんと100番と書いてありますね。
バスは基本的にはモナコ経由マントン行きですが、モナコ行きのバスもあるので、マントンに行く予定の方はバスの行き先を確認してくださいね。
マントン、モナコ行きのバスでは、トラム・バスの共通1日乗車券を利用することができませんでした。1日乗車券を持っている人も、バスに乗車の際には運転手さんに現金で1.ユーロを払いましょう。
Vauban バスターミナル エズ村、モンテカルロ行き(82、112番)
エズ村、モンテカルロ(モナコ)へ(82、112番)は、「Vaubanバスターミナル」から出発します。
「Vaubanバスターミナル」 の地図です。トラムの「Vauban駅」からの所要時間は5分となっていますが、バスターミナルの端にあるチケット売り場へのものなので、バスターミナルの入り口なら2分ぐらいで着きます。
しかしトラムの「Vauban駅」は、ニース中心部から少し離れたところにあるので、時間には少し余裕を持って向かってくださいね。
わかりやすい道順とバスターミナル内の乗り場案内はこちらから。
それでは道順をご案内することにしましょう。
トラムの「Vauban」で下車します。
「Hopital Pasteur」 方面のトラムの停留所の場合は、進行方向に向かって右側の横断歩道を渡ります。
大きな駐車場を回り込むように、少しだけトラムの進行方向の逆向きに歩き、駐車場とマンションの間の道を左に曲がります。
曲がり角に地図があるので安心ですね。
突き当たりは短いトンネルになっています。
トンネルを抜けると、バスターミナルが目の前に広がります。
「Vanbanバスターミナル」には、チケットカウンターと待合室があるので安心ですね。夏は冷房が効いていたので、涼しくバスを待つことができました。
なおエズ村へは、往復ともトラム・バスの共通一日券で乗車することができました。
もちろん1.5ユーロの現金で乗車することもできます。
Albert 1er Verdun バス停 サン・ポール・ド・ヴァンス、カンヌ、グラース行き (400、200、500番)
「Albert 1er Verdunバス停」の地図です。トラムの「Massena」から徒歩5分ぐらいです。
「Albert 1er Verdunバス停」への道順は簡単なので省略します。ニースの中心地の一角です。
なおサン・ポール・ド・ヴァンス行きのバスでは、トラム・バスの共通1日乗車券を利用することができませんでした。共通1日乗車券を持っている人も、バスに乗車の際には運転手さんに1.5ユーロを払いましょう。
素敵なニースのバス旅を楽しんでくださいね。