アヴィニヨンの陽もだんだん暮れてきたので、サン・ベネゼ橋(あの有名なアヴィニヨンの橋です!)に向かうことにしましょう。ちょうどその途中に、ロシェ・デ・ドン公園があるので寄ったところ、予想外の素敵な展望に感激したのでした。
ロシェ・デ・ドン公園から大展望を楽しむ
サン・ベネゼ橋に向かう途中、木々の生い茂る中にのびる良い感じの階段を見つけたので、上ったところ、そこがロシェ・デ・ドン公園でした。
展望台というにはかなり広いスペースのあちらこちらに、いろんな方向に向かって眼下の景色を楽しむ人がいました。
東から南の方にかけてはプロヴァンスの山々が広がっています。
こんな風に山の形と地図が描かれているのでどの山かがわかりますね。2,000m近い山もあるようです。この辺りの山も結構高いんですね。
こんな感じの波打ったような山肌の山々も。
反対側に目を向けると、ローヌ川を挟んでヴィルヌーヴ・レザヴィニヨンが見えます。あちらは教皇庁の時代にフランス領だったそうで、アヴィニヨン領との国境であるローヌ川を監視するために高い建物が建てられたそうです。
ここからは橋を渡って40〜50分もあれば歩けるそうなのですが、今日はもう無理ですね。
ホテルのお兄さんの情報によれば、ヴィルヌーヴ・レザヴィニヨン側から見るアヴィニヨンも美しいそうです。
そしてローヌ川を見下ろすとアヴィニヨンの橋こと、サン・ベネゼ橋が見えます。
さっそく向かうことにしましょう。
サン・ベネゼ橋では写真をあっちからこっちからと撮りまくりました。
サン・ベネゼ橋は8月は夜8時半まで開いてます。
しかしさすがに夜8時を過ぎると、だんだん人影もまばらに・・・
西側はだんだん夕景に
途中で下に降りられるところがあったので、そこから西日を浴びたサン・ベネゼ橋をパチリ。
対岸はちょっと無理でも、結局対岸に向かう橋の途中まで歩いてきました。
教皇宮殿とサン・ベネゼ橋が少し夕日に色づいてきています。
ローヌ側にかかる橋からの帰り道、アヴィニヨンの街が夕日に赤く染まっていました。きれい・・・
結局なんだかんだで、夕食は夜10時ごろになってしまいました。
プロヴァンスはパリに比べると、同じフランスでも食費がかなりリーズナブルです。
また基本的に外で食べることになるので、一人でも気兼ねなくレストランに入れます。こうした食事事情は実際に行ってみないとわからないものですが、プロヴァンスの一人旅でも美味しい食事にありつけそうです。
まずは一安心。