今日はモンセラットへの行き方(登山鉄道)をご紹介したいと思います。
ガウディがサグラダファミリアのインスピレーションを得たというモンセラット。
モンセラットはキリスト教巡礼の聖地であるとともに、大自然の素晴らしさを感じさせてくれる場所でした。
モンセラットへ登山列車で向かう
モンセラットへ行くには、登山電車で行く方法とロープウェイで行く方法があります。
私は隠れ鉄道ファンなので、もちろん登山鉄道で行きたいと思います。
それに登山列車ならモンセラットの大聖堂のすぐ前に到着します。(ロープウェイは坂を登る必要があります)
私のモンセラット行きの目的の一つは黒いマリア像に触れることなので、朝早くにモンセラットに着く列車に乗りたいと思います。
地下鉄エスパーニャ(Espanya)駅からカタルーニャ鉄道に乗り換える
まずは地下鉄Espanya(エスパーニャ)駅に向かいます。カタルーニャ鉄道の乗換駅は他にもありますが、モンセラットに行くには、地下鉄Espanya(エスパーニャ)駅で乗り換えます。
地下鉄を降りるとオレンジのカタルーニャ鉄道のマークの案内がありますので、これを目当てに向かうと簡単に到着します。
地下鉄の改札を出ると、モンセラットの文字が。
改札口のすぐ前に券売機があります。
実は私は前日に、観光のついでにチケットを購入しておいたのですが、その時は係員の人が券売機の前にいて声をかけてくれました。
この券売機でカタルーニャ鉄道と登山鉄道のコンビネーションチケットが買えるので、それを間違えないようにしなければなりません。
登山鉄道は、スペイン語で「Cremallera 」です。
スタッフに「Cremallera(登山鉄道) 」と書いたノートを見せると、手際よく発券を手伝ってくれました。往復21.10ユーロ。基本的にチケットに時間指定はありません。
翌日の時間を確認すると、タイムテーブルに印をつけてくれました。
明日は、7時56分発に乗車することにしましょう。(これは8月だけ運行している列車かもしれません)
カタルーニャ鉄道に乗る
地下鉄でEspanya駅でカタルーニャ鉄道のBalcelona-Pl Espanya駅に乗り換えます。
改札を入ってすぐの1、2番線ではなく、モンセラット行きはさらに奥の3、4番線の方になるので、どうぞお間違いのないように。
カタルーニャ鉄道の車両はきれいで、中の駅名表示もとてもわかりやすいです。
これから停まる駅名がライトで表示されて、過ぎた駅名は消えて行くので、乗り過ごす心配がありません。
日本では当たり前ですが、海外の鉄道でこういったサービスはありがたいです。
私鉄ならではのサービスでしょうか。
モンセラットが近づくと、左の車窓には奇岩が見えてきます。バルセロナの中心地から、たったの1時間電車に乗っただけでこんな絶景が見られるなんて、ほんと驚きです。
モンセラットに行く時の座席の位置は、カタルーニャ鉄道、登山列車ともに左側がオススメですよ!
登山列車の絶景を楽しむなら、絶対左側がオススメ
Monistrol de Montserrat 駅に着きました。
(一つ前の Aeri de Montserrat 駅も降りる人がそこそこいますが、そこはロープウェイの乗換駅なので、間違えて降りてしまわないように)
カタルーニャ鉄道のホームからは駅舎を出ないで、そのまま直進したところに登山鉄道のホームがあります。乗り換えの待ち時間は5分くらいでした。
ちなみにこの駅にも自販機があります。
登山列車がやってきました。ここが登山列車の下りの終点になるので、そのまま折り返して始発駅になります。
乗車する時は必ず進行方向の左側に座ってください。山の崖をギリギリに走り登っていくため、絶景を楽しむことができます。
列車の中はガラガラじゃん・・・・と思っていたら大間違い。
次の停車駅は、観光バスやマイカーで訪れる人の大型駐車場があるのです。
車内はあっという間に満員になりました。
登山列車からの車窓は本当に素晴らしいです。
スペインらしい荒涼とした景色が広がります。列車が山肌に張り付きながら、崖のギリギリのところを登ります。ちょっと怖いぐらいです。
どんどん高度が上がります。
モンセラットに到着しました。駅を出た途端、この景色が私を迎えてくれます。
まずは黒いマリア像に会いに大聖堂を目指すことにしましょう。