モンセラットの魅力を数日に渡ってお伝えしてきました。今日はそれらを総括して、モンセラット観光を振り返ってみたいと思います。
モンセラット観光の見どころ
大きくこの3つになります。これ以外にも、バルセロナゆかりのアーティストの作品を集めたモンセラット美術館や、モンセラット・エスコラニア(少年合唱団 7、8月は休演あり)、サンミゲル展望台などがありますか、残念ながら今回の私の旅行では訪れていません。
モンセラットの記事は図らずも5つに渡って書いてしまったので、最後に一つにまとめておきたいと思います。
まずは行き方についてです。
多くの人がすでに書いていますので、私が書かなくても良いかなとも思ったのですが、あまり取り上げられていない部分を補完するような内容にしました。
大聖堂と願い事を叶えてくれる黒いマリア像
いろんな人のブログを読むと、時間帯により、マリア像に触れられるかどうかが決まるようです。並んだ時に感じたのは、団体の観光客の人が来ると、あっという間に列が伸びるということでした。
私や場合イレギュラーだったのか、10時前後は扉が閉められていたので30分ほど待ちましたが、列はそれほど長くありませんでした。
黒いマリア像に触れたい方は、他の人も書いている通り、朝早くに来ることが大切です。また予定されている閉場時間以外にも、入れないことがありますので、時間に余裕を持って来られることをお勧めします。
ケーブルカーでサンジョアンへ行き、遺跡巡りと絶景を楽しむ
私にとってのモンセラット観光のメインは、このサンジョアンの遺跡巡りでした。今回はあまり下調べもせずに回ったので、遺跡の由来などもわからずもったいないことをしました。しかしそれでも見たことのない景色に感動の連続でした。ここでまず紹介したのは、誰でも気軽に歩けるコースです。どのコースもお勧めですし、全部回っても2時間くらいだと思います。
私が実際に歩いたルートは、次にご紹介するブログになります。Sant Onfre洞窟の先の階段を登ると、そこから先はかなり険しい山道です。標識があるので迷うことはないので、山歩きのできる格好で訪れた人は、ぜひチャレンジして欲しいです。
サンジョアンの近辺は、トレッキングコースとしても、標識などが整備されていてとても良いコースです。時折下から登って来た人に会ったので、おそらくモンセラットの修道院から歩いて登るルートも整備されているのだと思います。
今回のルートも楽しかったのですが、もしまたモンセラットに訪れることができたら、「ケーブルカーのSant Joan駅〜Sant Jeroni山頂までの往復〜サンミゲル展望台〜モンセラット修道院まで徒歩で降りる」というコースにチャレンジしたいです。今回はKeenのサンダルで歩き回り結構大変でした。次はちゃんとトレッキングシューズを準備したいですね。
ケーブルカーでサンタコバへ行き、ガウディの作品と、黒いマリア像が発見された洞窟の教会へ行く
ガウディの「キリストの復活」が大きく取り上げられるこのエリアですが、断崖に建つサンタコバ教会も素晴らしかったです。黒いマリア像が発見された洞窟の中に、黒いマリア像のレプリカが祀られています。
残念ながら触れることはできませんが、大聖堂と違って、近くでゆっくり見ることができます。静かで厳かな気持ちになる教会です。
サンタ・コバ教会までの道のりは、15個の秘跡(サクラメント)を表したモニュメントがあります。一つ一つがとてもダイナミックで、モンセラットの絶景と相まってとても見ごたえのある作品になっています。それらの作品を楽しみながらサンタ・コバ教会へ向かうので、片道20分の道のりもあまり苦になりませんでした。
行きは7時56分スペイン広場を出発し、帰りは15時台にモンセラット発を出発しました。(7時56分発は夏のみの運行かもしれませんね)
我ながら、約6時間の滞在でよくここまで楽しめたな〜と思います。