バロセロナ観光1日目の朝です。
今日は9時にサグラダ・ファミリア教会の予約をしています。憧れの教会を、この目でしっかりと見てきたいと思います。
昨夜からお世話になっているホステル「Yeah! Barcelona」のことは、後日ゆっくり書くとして、まずは朝、ホステルを出発したところからいきましょう。
まずはサグラダ・ファミリアに向かい、その近くで朝食をとることにします。
ホステルからサグラダ・ファミリアには歩いて行けるので、まだバルセロナの治安をあまり把握できていない私にとって、地下鉄に乗らずに行けるのはありがたいです。
おー見えてきました。
町の中にいきなり現れます。
古い教会は、教会の前に広場があることも多いのですが、サグラダ・ファミリアは教会の中ではずいぶん新しい部類に入ります。そのせいか、四方を道路に囲まれています。
じっくり見たいけど、それは後のお楽しみ。
まずは腹ごしらえです。
教会の北側に素敵なパン屋さんを見つけました。テラス席もあるので、サグラダ・ファミリアを見ながら朝食を食べることごできそうです。
小さなパンは5個や10個で売っていましたが、甘いパンとチーズのパンが食べたかったのでお願いして、チーズのパンは2つだけ売ってもらいました。
「サグラダ・ファミリアで朝食を」
20分くらい前に行くと、すでに人が集まっています。
9時ちょうどに入場して、すぐ右にあるオーディオガイドを借りる場所に案内されます。その近くに生誕のファサード側のタワーに登るエレベーターがあったので、そのままエレベーターで上がることにします。
たぶんその日の一番乗りです。
予約時間は入場が9時から、タワーは9時15分からということで、それぞれ一番最初の時間を予約したのですが、少し思うところがありました。
ある方の記事を読んで、教会内は後からでもゆっくり見れるので、混雑前のタワーへ登ろうと思ったのですが、私がタワーから降りてきたときの教会内はすごい人、人、人。
朝一番に入場した時の、まだ人もまばらな教会内を、もう少し堪能してからタワーに登っても良かったなーと、ちょっと後悔したのでした。
ただタワーは、一番最初に登ったので、すごくゆっくり楽しめました。
どちらを優先するか悩ましいところですが、もしタワーの予約を朝一番にしても、私のようにすぐにエレベーターに乗らないでくださいね。
まずは朝の教会内を5分でも10分でも堪能してから、タワーに登るエレベーターに乗ってください。
タワーの天井を内側から見上げます。
果物のモニュメントが間近に見えます。かわいいです。
生誕のファサードの中央を飾る鳩のモニュメントが、手が届きそうな位置に見えます。
これはテラスのように突き出た部分の飾りです。
階段を下ると見え方が変わります。
下を見下ろすと、入場を待つ人が小さく見えます。
これは有名な巻き貝のようならせん階段です。中心部は一番下まで見通せるので、高所恐怖症の人は覗き込めないかも。
美しい形です。
教会内に降りてきました。
人間の骨格?筋肉?を思い起こさせる美しい柱。
ガウディの建築には「有機的」という表現がよく出てきますが、まさに有機的なデザインに、温かみとこれまでの教会にはない斬新さを感じます。
サグラダ・ファミリア内には、様々な種類の大理石が、その用途によって使い分けられているようです。強度や細工のし易さ、色合いなどなど。よく考えれば、私たち身体もまさにその用途にぴったりのパーツがで構成されていますね。
教会の平面的な模型。
イエス・キリストの像。
イエス・キリストの生きた新約聖書の時代、まさかこんな教会が建つとは、思いもよらなかったでしょうね。
東側のスタンドグラスからは朝日が入ります。光線が作り出す色も計算済みなのでしょうね。
合唱隊の並ぶスタンドの部分。かなり高い場所にあります。
サグラダ・ファミリアで聞く歌声は、心に染み入る気がします。
教会の前方右側に、お祈りの場所があります。
カメラや私語は禁止ですが、信仰に関係なく、誰でも入場することができます。
ここに来られた感謝をお祈りします。
地下には、サグラダファミリア博物館があります。工房、制作過程、模型、写真、資料など、かなりの展示内容です。
かつてサグラダ・ファミリア内には、建設現場で働く職人の子どもが通う学校があったということです。曲線がかわいい建物です。
生誕のファサード(東)
受難のファサード(西)
建築中の北側の塔
午前中いっぱいかけて堪能しました。
私が若い頃は、今後100年以上完成までかかるように言われていましたが、建築技術が進歩したのでしょうか。2026年完成は、かなり信憑性があるようです。
「Basílica de la Sagrada Família」チャンネルでは、こんな動画を作成しています。
2026年の完成と目指して仕上がって行くサグラダ・ファミリアがとても楽しみです。