今日はALSAの長距離バスで、マドリードからビルバオに向かいます。長距離バスを使って旅行をするのは、一見難しそうに思えますが、慣れてしまえば簡単です。乗り換えもない上、盗難の心配もほとんどありません。鉄道と違った車窓の景色も楽しみです。
ただしバスターミナルの場所は、予め必ず確認しておきましょう。主要駅の近くにあるとは限らず、結構行きにくい場所の場合もあります。乗り継ぎで利用するときなどは、特に注意してくださいね。
アべニーダ・デ・アメリカバスターミナルの様子をお伝えします
さて3日目は、2日間お世話になった「OKマドリード」をチェックアウトし、「Avenida de Americaバスターミナル」に向かいます。
バスターミナルは、メトロの4、6、7、9号線が乗り入れる「Avenida de America駅」と直結になっています。メトロ「Avenida de America駅」から「Terminal Autobuses」の方向に向かって歩き、エスカレーターを上がっていくと、バスターミナルにつきます。
こんな感じで、わかりやすく表示されています。
地下1階は長距離バス
地下2階は市内バスと都市間バス
地下3階がメトロになっています。
ビルバオ行きは地下1階の長距離バス乗り場からの乗車となります。
バスターミナル地下1階には「ALSA」のカウンターやがあります。
今回はチケットをネットで予約購入していたので、カウンターに行く必要はありませんでした。
コインロッカー
コインロッカーは、使わないけど試しに、65Lの私のトランクを入れてみたところ、余裕で入りました。
バスターミナルにコインロッカーがあると、朝のホテルをチェックアウト後、夕方発のバスに乗るまで預けたいときに、便利ですね。
カフェもあるので、ここで朝食を取ることもできます。
早めにバスターミナルに着いて、ゆっくり過ごす際に便利ですね。
ちょっと時間があったので、クロワッサンとコーヒーをいただきました。
バスの中で食べるちょっとしたスナックや飲み物も売っています。もちろんサンドウィッチやコーヒーのテイクアウトもできます。
乗り場近くには飲み物やスナック菓子の自動販売機もありますので、時間がないときは、こちらも利用できますね。
清潔なトイレもあります。
バスの乗り場はこんな感じで、とてもわかりやすいです。
15分ぐらい前にビルバオ行きの乗車口に行くと、すでに長い列が伸びていました。
数分前になると、チケットのチェックがあり、荷物を自分でトランクに積み込みます。
いよいよ乗車です。
バスは全席座席指定、嬉しいことにwifiもついていました。
ビルバオまでバスの旅
10時 マドリード発 〜14時40分ビルバオ着
4時間40分のバスの旅でしたが、マドリードの滞在中は忙しく動き回っていたので、のんびり過ごせる良い時間となりました。
それとこのバス旅のもう一つの大きな楽しみは、車窓の景色の素晴らしさです。
ひまわり畑が延々と続く道を走ります。高速道路なのでバスのスピードが早く、あまり上手に撮れていませんが、こんな感じです。
右も左もひまわり畑です。
規模は日本の観光ひまわり畑の何倍くらいになるのか、見当もつきません。
途中で1回、ドライブインのようなところで、30分くらいの休憩がありました。
ちょうどお昼時だったので、私もパンとコーヒーをいただくことにします。
ふたたび走り出し、ちょっとうとうとしているうちに、ビルバオのサンマメスにあるバスターミナルに到着です。
のんびりバスの旅でエネルギー充電完了!
ビルバオといえば、現代アートと美食の街。憧れのグッゲンハイム美術館とバル巡りを目指して出発です。