スペイン編

ソコトレンで展望台からトレドを一望できる たった5.5ユーロで展望台+観光

トレド旧市街のソコドベール広場に着いた私は、まず広場の真向かいにあるインフォメーションに向かいます。

これは私が、どの街に行っても、まず一番最初に行うことです。

まずはインフォメーションで地図をもらいます

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「Do you have s English or Japanese map?」

そうです。その街の地図をもらうためです。

ほとんどの場合、無料でわかりやすい地図をもらえます。場合によっては日本語のパンフレットをもらえたりもするので、とってもありがたいです。

(さすがに日本語の地図はあまりお目にかかれないです。)

ついでに、これから乗車予定の「ソコトレン」のチケット売り場の場所を聞きました。

「目の前の広場の赤いトレインで売ってるわよ〜」

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ソコトレンのチケットを買おう

本当に目の前でした。

しかし、時刻は10時半を回っているのに、チケット売り場の窓は閉まったまま、中に誰かがいる様子もありません。

とりあえず日陰で待っていると、スタッフがやってきました。

チケット売り場がオープンし、広場のあちこちから人が集まってきます。

みんな日陰で待っていたのね。

料金は5.5ユーロで、クレジットカードが使えます。この時、チケットと音声ガイドの赤いイヤホンを渡されます。

いよいよ乗車です

11時近くになると、ソコトレンが、前の回のお客さんを乗せて帰ってきました。

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いよいよ乗車です。みんなが1両目のの車両に向かう中、2両目の最後尾席に席を取ることにしました

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誰かのブログに「おすすめは右側の席」と書いてあったの思い出し、右端に座ることにします。

ソコトレンは、トレドの旧市街の外周を時計回りに回るので、右側に座って大正解でした。ずっとトレド旧市街側ということになります。

乗った時はこんな感じでしたが、出発するときはほぼ満員でした。

各座席にイヤホンを差し込み口と、言語を選択できるボタンが付いています。

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いよいよ出発です

ミニトレインに乗って、のんびり古都トレドを巡る・・・と思っていたら大間違い。

石畳の道を走るので、カクン、カクンという表現がピッタリです。その上結構なスピードで走り抜けます。

しかし目の前に次々現れる景色は素晴らしく、まさにアトラクションの乗り物に乗っているような感覚でした。

旧市街を抜け、タホ(テージョ)川を渡り外周に出ると、さっき渡ったアルカンタラ橋が見えてきます。

*タホ川はスペイン語読み テージョ川はポルトガル語読み

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なお外周の道路はアスファルトなので、スムーズな乗り心地に変わります。

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展望台からトレド全景を見渡せます

ソコトレンの1番のおすすめポイントは、トレド旧市街の中にいては決して見ることのできない、タホ川の対岸の展望台に連れて行ってくれるところです。

ここではソコトレンを数分間停めてくれるので、降りて写真撮影もできます。

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すばらしい!!これですよ、これ。

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エル・グレコの絵にもたびたび登場する風景ですね。

このあたりからスケッチをしたのでしょうか。

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実際に自力でこの展望台に来るためには、バスかタクシーを利用することになると思います。そのためにかかる時間やお金を考えると、ソコトレンはかなり使える奴ということがわかりますね。

またオーディオガイドの解説を聞いたからこそわかるトレドの魅力もありました。

約50分の観光でしたが、見どころがいっぱいで、あっという間にソコドベール広場に帰ってきました。

ランチにオススメのレストラン

さていよいよ町歩きのスタートですが、お腹も空いてきたので、先にランチを食べることにします。

昨日のランチ以降、軽食のような食事ばかりだったので、今日はちゃんと食事をしたいところです。

「食べることに手を抜かない!」というのは、いつも旅行の中で心がけていることです。旅の思い出って、その街で何を食べたのかという記憶とつながりますよね。美味しそうなレストランを求めてトレドの路地をうろうろと歩き回ります。

なんとなく良さそうなレストランを見つけました。一人で入るのはちょっと勇気がいりますが、食欲に勇気をもらい「オラー」とお店に入ります。

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スタッフはおじさんばかり。最初はちょっとぶっきらぼうでしたが、やりとりをしていくうちに、だんだん笑顔に。

店内はこんな感じ。

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ランチメニューの中から

ガスパチョと牛肉のステーキ、ビールをオーダーしました。

暑い日だったので、冷たいガスパチョがとっても美味しいです。

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「ムイ リコー(すごくおいしい)」を連発してしまいました。

一見怖そうなおじさんが、ウィンクをしながらサーブしてくれるのが嬉しかったです。

食事が終わると、手前のカフェスペースからまた違うおじさんが来て、デザートを勧めてくれます。いただこうと思いますが、スペイン語がわからず首を傾げてると、手を引いてデザートのところまで連れて行ってくれました。

ジェスチャーでやりとりをし、美味しい焼きプリンにもありつけました。

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これで合計9.1ユーロ(1200円ぐらい)でした。

あまりに安いので、「デザートも食べたのに入っていないのでは?」と伝えましたが、「オッケー」と言われました。

ビールもコーヒーも飲んだんだけど・・・

スタッフのおじさんたちは、日本人一人旅の私に、控えめながら暖かく接してくれ、料理も値段からは信じられない、ちゃんと美味しいものでした。

気さくなお店のスペイン料理を楽しみたい方にお勧めです。

Palaciousというお店です。

英語のメニューもありました。

www.eltenedor.es

お腹も満たされたので、トレドの中心で高くそびえるカテドラルへ向かうことにします。