ポルトガル編

ポルトガルの古都ポルトの旅はエッグタルトからスタート

ノルウェー、アイルランド、ポルトガル、3ヶ国の旅もいよいよラストの国、ポルトガル編が始まります。

ポルトガルはコロナ流行の夏に計画していて、泣く泣く飛行機やホテルをキャンセルした国。やっとリベンジできる日がやってきました。

アイルランドからは、ポルトガル航空で夜11時ごろにリスボンに到着。なのでこの日のホテルはほとんど寝るだけで、朝9時発の列車に乗り、ポルトガルの第二の都市である、古都ポルトに向かいました。

列車の中で、撮ったデータの移行などPCの作業をしていると、あっという間にポルトに到着。

ポルトのホテルは駅のすぐそばだったので、まずはスーツケースを預けることにしました。まだ12時前でしたが部屋に案内してくれたので、少しのんびりすることができました。

ところでこのホテルが私的にはかなり嬉しくて、ホテルのあちこちに打楽器がおしゃれにディスプレイされていたのです。パーカッション大好きな私にとっては、それだけでニマニマしてしまうのでした。

ポルトは長距離列車の発着駅はポルト・カンパーニュ。旧市街へはここから、地下鉄や列車、バスなどを利用して向かうことになります。まずはどの交通機関も乗り放題のアンダンテカードを購入することにしました。

駅の自販機で格闘していると、親切な若い女性がサポートしてくれました。しかしタッチ画面からアンダンテカードを選択できるものの、最後のクレカ情報のところで振り出しに。次に来たお客さんもアンダンテカードを買いたいということで、一緒に、あーでもない、こーでもないとトライしましたが、うまくいきません。

諦めて窓口に並んで買うことにして、尋ねると、「券売機はでは普通切符しか買えないのよ〜。ハハハ。」海外の券売機はどこかが故障しているあるあるでした。

地下鉄でポルト旧市街に到着。まずはアズレージョ(タイル)の装飾が美しいポルト・サンベント駅に向かうことにしました。

その途中で、「BAZAR PARIS」という可愛いおもちゃやさんを発見!

なんでもこのおもちゃやさんはポルトで1番古いということで、それはすなわち、ポルトガルで1番古いおもちゃやさんだということだったのです。孫へのお土産を可愛いらしくラッピングしてもらい、大満足!

おもちゃやさんからすぐのところに、目的のポルト・サンベント駅がありました。

ポルト・サンベント駅は現役の駅ですが、まるでアズレージョの美術館の一室のよう。

電車の発着の案内板に違和感を感じるのも、逆にちょっと楽しいかったです。

そして嬉しいことに、駅を出たところに美味しそうなエッグタルト屋さんを発見。ポルトガルに来たら、エッグタルトを食べないとね!

美しい駅の外観を楽しみながら、エッグタルトをいただくことにしました。注文の列に並んでいると、コロッケもなかなか良い感じ。オーダーすると、「どっち?」と聞かれました。一つは牛肉、もう一つは魚との説明に、牛肉のコロッケを選びました。

コンビーフのように、細かく割いた牛肉コロッケはすごく美味しかったのですが、後から、魚の方はバカリャウ(干し鱈)だったと気づき、ちょっと後悔。ポルトガル訪問の目的の一つは、バカリャウを食べること。1回分食べ損ねてしまいました。

さてここからは本格的に、ポルトの街歩きをすることにしましょう。