クラクフ2日目の朝は、コインランドリーに行くことから始まりました。
滞在するホテルから5分くらいのところにコインランドリーがあるらしいので、ここで洗濯しておくことにしました。
長い旅の途中、どこで洗濯するかの見極めはすごく重要なのです。
コインランドリーって、洗濯中はそこで過ごすことが多いので、結構いろんなエピソードがあったりします。
今回も奇跡的な出会いが⁉︎
コインランドリーを訪れると、先客として1人の若い東洋人男性がいました。軽く挨拶だけをして、洗濯機に洗濯物を入れたのは良いけれど、コインランドリーが集中式でクレカ払い。やり方も今までにないタイプで、全く途方に暮れてしまいました。
先客の男性に声をかけると・・・なんと日本人!
やったぁ、コインランドリーの使い方を聞いた後も、洗濯中話が弾みました。
その方の工場がクラクフにあるそうで、3ヶ月前からここに滞在しているとのことでした。
会社には、海外絶対NGの方も多いらしく、なぜか海外に行けるやつというイメージを持たれ、クラクフの前も、長い間中国にいたそうです。3年くらい日本にちゃんと住んでないと、笑ってらっしゃいました。
その男性とお別れした後、程なくして1人の旅行者らしい男性が・・・
もちろん次は私がコインランドリーの使い方を教える番です(笑)!
聞くとその方は、ニューヨーク近くにお住まいで、チェコの友人の結婚式に参列するために渡欧したそうです。その後は3か月くらい、まったくのフリープランで旅行をする予定ということでした。
私がかつて友人とニューヨークを訪れた時に、ミュージカルを5本観たと話したら
「5本⁉︎ それは高かったでしょう」と驚いてらっしゃいました。
安いチケットを探して鑑賞したことを話すと、納得してもらえました。
その時の記事はこちら。
実はその男性はユダヤ人で、昨日アウシュビッツ収容所を訪れた時の気持ちを話してくれました。
私が、アウシュビッツに行く勇気がないことを伝えると、「大丈夫!僕の周りのユダヤ人でさえ、アウシュビッツを訪れたのは僕だけだからね。」と答えてくれました。
今日の午前中は、クラクフの旧市街のそばにあるカジミエシュ地区を訪れる予定だったので、こんなふうにユダヤ人の方と話ができたことを嬉しく思いました。
その後、私の方の洗濯が終わり、お互いのその後の旅の無事を祈ってお別れしました。
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