ミラノに来たからには、イタリアブランドを買って帰りたい。セールシーズンでなくてもできればお得に買い物したい。
そんな時に役に立つのがアウトレットですよね。
そして嬉しいことに、ミラノには直通バスで行けるアウトレットが3つもあるのをご存知でしたか?
ミラノ郊外にある「セッラヴァッレデザイナーアウトレット」とスイスにある「フォクスタウン」、そして最近バスツアーが発売されるようになった「ヴィーコルンゴアウトレット」です。
すべてのアウトレットへ「Veltra(ベルトラ)」から直通のバスが出ています。
(私も旅行のたびに1度はお世話になる現地発バスツアー。強い味方です)
ただ3つもあると、どのアウトレットに行くのが良いのか大いに悩むところです。そこで今回3つのアウトレットの特徴を簡単にまとめてました。行き先選びの参考にしていただければと思います。
私は2014年の年末に「フォックスタウン」へ、昨年2017年の夏に「セッラヴァッレ・デザイナー・アウトレット」を訪れました。また「ヴィーコルンゴアウトレット」へは行ったことがないので、こちらについては公式ホームページの紹介と、そこからわかることをお伝えしたいと思います。(各アウトレットのタイトルの下の写真のみ、ベルトラHPより引用させていただきました)
セッラヴァッレ・デザイナーアウトレット
店舗数 217ブランド (2018年5月現在)
営業時間 月〜日(週7日営業) 10時〜20時
その他クリスマス、年末年始など休みがあるので、来店の場合は必ずHPをチェックしてください。
主なハイブランド(高級ブランド)
「ブルガリ」「エトロ」「フェンディ」「フェラガモ」「グッチ」「プラダ」「サンローラン」「トッズ」「バリー」「アルマーニ」「ジミーチュウ」「カール・ラガーフェルド」「ミッソーニ」「モンクレール」など
スポーツブランド
「アディダス」「アシックス」「コロンビア」「ノースフェイス」「ティンバーランド」「コンバース」「ニューバランス」「サロモン」「スケッチャーズ」など
セッラヴァッレにあってfox townにない店
「カンペール(靴)」「BOSE(オーディオ)」「ハリボー(グミ)」など
公式ホームページはこちら
Serravalle Designer Outlet | From 35% to 70% less
進化しつつあるアウトレット セッラヴァッレデザイナーアウトレット
セッラヴァッレは、ミラノ郊外にある大型アウトレットです。日本にある郊外型アウトレットモールに一番近いのがここです。
昨年の夏に訪れ、2014年にチェックした際にはなかったハイブランドの店が増え、充実した内容になっていたことに驚きました。
プラダ、グッチ、フェンディ、フェラガモ、ブルガリ、エトロ、トッズといったイタリアのハイブランドは一通り揃ってます。
またダウンウェアの購入を考えている方にはモンクレールかあるというのも嬉しいですね。またセッラヴァッレには、ピューテリーというイタリアのダウンウェアのブランドも入っています。私は昨夏に薄手のダウンコートを破格の安さで買うことができましたよ。
イタリアブランドを買って帰りたいという方にはおすすめの、全体的にバランスのとれたアウトレットだと思います。
Veltraセッラヴァッレアウトレット行きバスツアーの詳細はこちらでご確認いただけます。
一流ブランドが最大70%オフ!「セッラヴァッレ デザイナーアウトレット」ショッピングツアー<ミラノ発>
フォックスタウン ファクトリーストア
店舗数 160ブランド以上 (2018年5月現在)
営業時間 月〜日 (週7日営業) 11時〜19時
その他クリスマス、年末年始など休みがあるので、来店の場合は必ずHPをチェックしてください。
主なハイブランド(高級ブランド)
「エトロ」「プラダ」「サンローラン」「フェラガモ」「トッズ」「アルマーニ」「ベルサーチ」「ジル・サンダー」「ミッソーニ」など
スポーツブランド
「アークテリクス」「マムート」「ノースフェイス」「アディダス」「ナイキ」「プーマ」「ニューバランス」「サロモン」「ティンバーランド」など
Foxtownにあってセッラヴァッレにない店
「リンツ」「モンブラン(文具)」「ブリックス(バッグ)」「GANT」「エスプリ」など
公式ホームページはこちら
Foxtownはスイスにあるアウトレット
Foxtownの特徴は大きく2つあります。
1つは国境を越えてスイスに行くアウトレットであるということ。もう1つは全屋内型のアウトレットであるということです。
その特徴をうまく活かせば、とても使い勝手の良いアウトレットです。
まずは全屋内型のアウトレットの利点は、天候や気温に左右されないということです。
次にスイスにあるという点ですが、これについては利点もあれば欠点もあります。まず利点としては、シンプルにスイスに行けるということがあります。コモ湖を見ながら走る車窓の景色や、Foxtownから遠く臨む山々に少し癒されます。またスイスはEUに加盟していないので、店内の基本はスイスフランです。しかしご心配なく、ユーロの価格も表示されてますし、クレジットカードも使えます。
しかし何と言っても最も大きな利点は、スイスはイタリアに比べて消費税が安い、ということがあげられます。
商品によって消費税は異なりますが、アウトレットで購入するような衣料品や装飾品の場合、
スイスは8%
イタリアは22%
の消費税になります。
(ただ販売は内税なので、あまり意識することはないのですが・・・)
もちろん免税手続きをとれば還付されますが、免税手続きがよくわからないと敬遠しがちな人にとっては、スイスでの買い物はお得と言えます。
一般的にスイスは物価か高いと言われていますが、アウトレットで扱う商品のように定価があるものに関しては、特に他と比べて高いという印象は受けませんでした。
しかし免税手続きを取る場合は、EU圏外のスイスに行くということで欠点もあります。
まずは免税額が、イタリアは154.94€(約20,000円)以上ですが、スイスは300スイスフラン(約33,000円)以上になります。
またもし免税手続きをする場合、空港ではなく、スイス出国の際に行わなければなりません。つまりバスツアーの場合は、バスで国境を越える際に行うということです。
バスツアーを使った際の免税手続きについて
私はFoxtownへはベルトラのバスツアーを使ッて行ったので、ここではその際に行った免税手続きについて書きたいと思います。
免税の書類の作成、還付金の手続きはすべてFoxtown内の「Global Blue(タックスリファウンドのカウンター)」で行うことができます。しかし税関のスタンプは、出国する場所でないとできません。
帰りのバスの乗車の際にGlobal Blueで申請した際の書類をバスの運転手さんに見せて、国境の税関でスタンプを押してもらいたい旨を伝えました。「タックスリファウンド」が伝われば大丈夫だと思います。バスの運転手はすぐに了解してくれました。
国境でバスがしばらく止まり、私を含めた数人がバスを降り、税関を探しました。ここでもGlobal Blueの書類を見せて、場所を教えてもらいました。
私は一人で参加したのと、提示を求められるかもしれないという思いから、購入した荷物を全部持って行きました。
税関でスタンプを押してもらい、その場で投函しました。
バスの乗客のうちタックスリファウンドのために降りたのは、私を入れて3〜4名ぐらいだけでした。お願いしてバスに止まっててもらった感じだったので、頼めば断らないけど、止まるシステムにはなっていない可能性があります。タックスリファウンドをする場合は、必ず自分から確認するようにしましょう。
ベルトラのフォックスタウンのアウトレット行きバスツアーの詳細はこちらからご確認いただけます。
人気のブランドを網羅!巨大アウトレット「フォックスタウン」ショッピング半日ツアー<ミラノ発>
ヴィーコルンゴ・アウトレット
店舗数 140ブランド以上 (2018年5月現在)
営業時間 月〜日(週7日営業) 10時〜20時
その他クリスマス、年末年始など休みがあるので、来店の場合は必ずHPをチェックしてください。
主なハイブランド(高級ブランド)
「アルマーニ」「ミッソーニ」など
スポーツブランド
「アディダス」「アシックス」「コルマー」「ドロミテ」「カッパ」「ナイキ」「ニューバランス」「サロモン」「ノースフェイス」「ティンバーランド」「アンダーアーマー」など
特徴のあるブランド
「ハリボー」「リンツ」「O BAG」「シスレー」「VANS」など
公式ホームページはこちら
The Style Outlets Italy – Vicolungo
公式ホームページでみたところ、このアウトレットの魅力は、ハイブランドというより、普段のちょっと良いものや、一般的なスポーツブランドの買い物にとても向いているアウトレットだと思いました。
そういう意味でいうと、ミラノに海外旅行で訪れた人というより、現地で住んでいる人にとって使い勝手の良いアウトレットなのかもしれません。
ベルトラのヴィーコルンゴ・アウトレット行きのバスツアーの 詳細はこちらからご確認いただけます。
お気に入りリストに追加 高級ブランドから生活雑貨まで150店舗!「ヴィーコルンゴ・ザ・スタイル・アウトレット」ショッピングツアー<ミラノ発>
本当ならミラノのガレリアや路面店でお買い物をしたいところですが、限られた予算内でお得にと思うと、ついついアウトレットを目指してしまいますよね。
どうお良いお買い物を・・・