こんにちはしーちゃんです。今日は私の大好き国スイスの魅力をお伝えしたいと思います。(改めて数えたらもう4回も行ってました)
テーマはズバリ!「おしゃれ山ガールにスイスのトレッキングをオススメしたい」です。
スイスというと、ツアー料金が高いせいか、シニア御用達の旅行先になっている感があります。しかし自力旅行で行けば、他のヨーロッパの旅行並みの料金で充分楽しめるのです。
その上、素敵な景色に、可愛いホテルなど、まるで絵本のようなインスタ映えスポットもてんこ盛りなんです。
後のスタジオジブリに至る、若かりし宮崎・高畑氏らが、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」を作成するために訪れたフィルストも、今も変わらぬ姿で私たちを待ってくれています。
まさにハイジの世界が目の前に広がるんです。
牛のカウベルが心地よい音を奏でます
ちなみにスイスツアー客のほとんどが訪れる観光地に、世界で一番高い場所にある駅(3,454メートル)のユングラフヨッホ駅があります。
そしてこのフィルスト行きのゴンドラは、ユングラフヨッホ鉄道に乗るための滞在地、グリンデルワルトから歩いて行ける場所にあるんです。しかし日本からのツアー客のほとんどがフィルストを訪れずに帰ってしまいます。
ツアーではなく自力スイス旅なら、このようにザ・スイスというべき場所をめちゃくちゃ堪能できます。
普段はあんまり山登りをしないけど、山ガールファッションは大好き!
高尾山並みの体力だけど、オシャレな山ガールを目指したい!
なんていうよこしまな気持ちでも、スイスなら期待以上に山の素晴らしさを満喫できます。
前置きが長くなりました。
ではさっそくスイスのおすすめポイントを紹介していくことにしましょう。
山頂からの山下りが楽しい
スイスのトレッキングというと高い山々をイメージしがちですが、山は山でも、山登りではなく、山下りや縦走ルートが豊富にあります。
スイスは登山列車やロープウェイがとても充実しているので、山頂、あるいは山頂近くまで、乗り物を使って登ることができるのです。いったん高い標高まで登ってしまえば、あとは同じような標高を縦走したり、山下りをしたりといったルートを歩くことになります。
これならガチ登山とは違って、体力に自信がない女子でも、思いっきり山を満喫することができます。
また標識は要所要所に、とてもわかりやすく立てられているので、迷う心配もありません。
山下りなんてつまらない、やっぱり登りたい!という人には、逆ルートを登れば即解決です。また起点の麓の村からの往復ルートもあります。上りと下り、すれ違うハイカーに「Hello!」と挨拶しながら歩くのもとても楽しいですよ。
信じられない絶景が目の前に広がっている
トレッキングの醍醐味は、山頂から眺める絶景にあるといっても過言ではありませんが、スイスなら、登山列車やロープウェイで山頂付近まで行くことができます。山頂駅近くから壮大な景色を見られるのはもちろんのことですが、トレッキングコースを歩くと、人が少なくなり、目の前に信じられない絶景か広がります。
苦労の量と見られる絶景が全く比例していないのです。
もちろんツアーで参加しても、スイスアルプスを堪能することはできますが、トレッキングコースを歩くと、その素晴らしさは何倍、いや何十倍にも広がります。
例えば、マッターホルンの正面の展望台まで登山列車で登ると、目の前にマッターホルンがそびえ、とても感動的な景色を見ることができます。
グルナーグラート駅を降りてすぐの展望台から見えるマッターホルンもすばらしいです
しかしここからトレッキングコースを歩くと有名な逆さマッターホルンを見ることができます。
そしてさらにトレッキングコースを下り続けると、観光客もいなくなり、マッターホルンを独り占めできます。
誰もいない上に荒涼とした景色は、まるで宇宙にいるかのような感覚でした
ゴールや途中に素敵なカフェやレストランがある
スイスの山岳地帯に行って何より驚くのは、山の頂上にも、街中と同じあるいはそれ以上のレベルのホテルやレストラン、カフェなどかあることです。
日本でも最近は素敵なスキー場レストランが増えましたが、ちょっとレベルが違うんです。ここが2,000メートル超級の山頂であることを忘れさせるような快適さ&充実ぶりです。
さすが!ヨーロッパ屈指の山岳リゾートとしての歴史は侮れません。本物ってこういうことなのかなぁと感じてしまいます。
でもスイスは物価が高いんでしょ〜と思ったあなたもご安心を。なぜだか日本より安い価格でオーダーできる魔法のような食べ物が一つあるのです。それはアイスクリームやジェラートです。スイスはアイスクリームが本当に安くて美味しいんです。
またランチなら、カジュアルなレストランをチョイスすると、東京あたりで食べる価格とそれほど変わらない気がします。
山下りや縦走を楽しんだあと、アイガー北壁やマッターホルンを見ながらビールを一杯、なんていう至福の時間もスイスなら普通に楽しめます。
メンリッヘンからクライデ・シャイデックまでの縦走の後の一杯。アイガー北壁に乾杯!!
夏はお花がいっぱい
夏のスイスは高山植物のパラダイスです。本当に美しいです。
見たことのない美しい花がいたるところに咲いています。スイスの夏は本当に素敵です。
スイスのトレッキングは雨でも楽しいと言われる所以はここにあります。歩くルートによって出会う花々が違うので、飽きることがありません。
ただ、撮っても撮っても次々と違った花が咲いているので、カメラが花だらけになるのが嬉しい難点です。私は花の知識はありませんが、高山植物好きの人なら、日本との違いなんかにも気づけて楽しみも倍増するんだろうなーと思いました。
トイレが美しい!
トイレのクオリティって、実は女子にはとても重要ですよね。
スイスの有名なトレッキングルートや、始発点やゴールにあるホテル、駅にあるトイレはどこも美しいです。
さすが、観光を堂々と国家戦略として謳い続けてきた国だけのことはありますね。
ホテルが可愛い
スイスの山岳地帯にあるホテルはもれなく可愛いです。木製の扉や窓をはじめとして、家具ももちろん温かみのある木製です。
ゴージャスさには欠けるかも知れませんが、女子にぴったりのお部屋ばかりです。
またゴージャスではないので、都会のホテルに比べると全然安いです。夏のトップシーズンでも、ロンドンやパリよりも広くてかわいい部屋にお手頃な価格で泊まれます。
最近スイスに行く人が少ない?こんな時こそ狙い目では?
私の勝手な印象ですが、最近周りでスイスに行く人があまりいません。
いや、実はいます。リタイア後のお金のあるシニアは続々とツアーで出かけて行きます。そのイメージが大きいからなのか、「スイス旅行は年を取ってからで良いいい」と考えている人が多いような気がするのです。
「いやいやいや!それ違うって」と声を大にして言いたい。
自力トレッキングの旅に出かけるのなら今ですよ。今!
インスタの写真って、流行っている国や場所でかぶることが多いけど、今訪れる人がちょっと下火のスイスこそ狙い目だと思うのです。