デンマーク編

コペンハーゲンカードの使い方 お得な理由は入場料だけではなく電車代にもある!

こんにちはしーちゃんです。

今日はコペンハーゲンカードについてのお話です。

  物価の高いコペンハーゲンですが、見どころがたくさんあります。おまけにそれらがメトロや近郊電車で簡単に行ける場所にぎゅっと集まっています。

「コペンハーゲンを満喫したい」と思いながら旅行の準備をされている方は、

「コペンハーゲンカードって本当にお得なの?」

「コペンハーゲンカードとシティパス、どっちを購入した方がいいの?」

と悩まれているのではないでしょうか。(私も実際そうでした。)

今日はそんな方のために、コペンハーゲンカードの強み(つまりシティパスとの大きな違い)をお伝えしたいと思います。

*シティパスは市内交通費のみフリー

コペンハーゲンカードなら2つの世界遺産を訪れることができる

コペンハーゲンには「電車+徒歩で片道1時間以内」で行ける場所に、世界遺産が2つもあるのです。

・クロンボー城(2000年登録)

・ロスキレ大聖堂(1995年登録)

そしてなんとコペンハーゲンカードなら、これらの場所への電車代と入場料が含まれています。

 実際に訪れてみて、どちらも想像以上の素晴らしさでした。コペンハーゲン市内を離れ、その土地に行かないと味わえない感動もありました。

それぞれを訪れた記事は、帰国後にゆっくり書きますね。

ちなみにシティパスのフリー乗車の範囲は次の写真のピンク色の部分のみになります。郊外の観光地には残念ながら不十分です。

コペンハーゲンカードなら、下の路線図の全てが適応範囲内になります。

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コペンハーゲンカードの強みは入場料のほかに電車代にもある

「コペンハーゲンカードの強みは入場料のほかに電車代にもある」

これが今回実際にコペンハーゲンカードを使った私が実感したことです。

デンマークに行く前に読ませていただいたブログで、多くの方が、「コペンハーゲンカードの入場料のお得さ」について書かれていましたが、電車代について触れたものはほとんどありませんでした。

しかし郊外の世界遺産観光に行く場合、交通費はつきもの。

コペンハーゲンカードを買った方が良いのか、シティパス+電車代の往復+入場料で対応した方が良いのか、

調べてみると、コペンハーゲンカードの圧勝でした。

物価の高いコペンハーゲンは電車代ももちろん高額なため、コペンハーゲンカードを使わずには訪れた場合、その金額は想像以上の高さでした。

一つ例をあげると、

クロンボー城に行った場合

電車代 片道108 DKK(約1,870円)×2  =  216DKK(3,740円)

入場料 140 DKK(約2,420円)

合計 356DKK (約6,160円)になります。(2018年8月現在 1 DKK=17.3円)

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 ハムレットの舞台となったお城です。駅から向かうと海の向こうにクロンボー城が見えます。

コペンハーゲンカードの金額をあらためて見てみる

24時間  399 DKK (約6,800円)

36時間  569 DKK (約9,700円)

72時間  689DKK  (約12,000円)

例えば、1日あたりの換算が割高の24時間のコペンハーゲンカードでも、クロンボー城に行っただけでほぼ元が取れてしまいます。

おまけにクロンボー城の帰りには、3つ隣の駅に「ルイジアナ現代美術館」があります。ここの入場料125DKK(約2,160円)を足せば、すでにクリアーということになります。

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館内だけではなく屋外展示が素晴らしい。有名アーティストの作品がめじろ押し。

実際に私が使った分

私が購入したのは72時間のコペンハーゲンカードです。観光地や美術館などかなりじっくり鑑賞するタイプなので、他の方にとってもそんなに無理のないプランだと思います。

またもちろんのことですが、ここにあげた以外にも、市内のニューハウンやクリスチアーナ、クリスチャンボー城など無料の場所もいろいろ回ってます。

訪れた場所の本来かかるはずの金額をあげていくと

・クロンボー城 (入場料140 DKK  交通費216 DKK)

・ルイジアナ美術館  (入館料125 DKK  交通費はクロンボー城に含む)

・ロスキレ大聖堂 (入場料 60 DKK  交通費 168 DKK )

・フレデリクスボー城  (入場料 75 DKK  交通費 184 DKK)

・国立美術館SMK  (入館料 110 DKK )

・デザイン美術館デンマーク  (入館料 115 DKK )

・救世主教会の塔 (入場料  50 DKK)

・チボリ公園(入園料  120 DKK)

 *交通費は全てコペンハーゲン中央駅から

合計は1,363 DKK 

日本円にすると、なんと約23,580円!!

さらに数多く乗車した「地下鉄、Sバーン、バス」の金額はこれに加えていないのです。こちらもかなりの金額になっていると思います。

今回はこれら全てを72時間の 689 DKK(約12,000円)のコペンハーゲンカードで回ることができました。

お得度としては半額以下ということになります!

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ロスキレ大聖堂 内部は今まで見たことのない装飾がいっぱいでした。 

今回「コペンハーゲンカード」のおかげで、とても充実したコペンハーゲン観光をすることができました。

鉄道の利用が心配な方も、コペンハーゲン中央駅には親切な案内係の方がいつも立っているので気軽に聞くことができます。(地名は発音が難しいので、ガイドブックやスペルしたものを見せれば大丈夫です。)

また電車の本数も比較的多いうえ、治安も良いので、これまで海外であまり鉄道に乗る機会がなかった方にも、安心して利用出来る都市だと思います。

「コペンハーゲンカード」を利用する方は、時間があれば、ぜひ世界遺産観光にも出かけてみてくださいね。