ボートン・オン・ザ・ウォーター(以下ボートン)を拠点に、路線バスを使ってコッツウォルズの村めぐりをしました。
1日目は昼頃に到着したので、村めぐりの開始時刻、つまりバスの発車時刻は午後3時40分です。
「えっ、そんな時間から?」という声が聞こえてきそうですが、8月のヨーロッパは夜8時ごろまでは余裕で明るいので、夕方も明るい日差しで、十分村めぐりを満喫することができました。
コッツウォルズは少ない滞在日数で、あれもこれも詰め込んだので、弾丸村めぐりでしたが、ツアーより気ままにのんびり回れたと思います。
バスのタイムスケジュール
今回行こうと決めたのは「バイプリー」。
ガイドブックにかなりの頻度で登場する、コッツウォルズ屈指の人気の村です。
バスの時刻表を調べたところ、滞在時間は1時間くらいですが、ちょうど良いバスがありました。
途中ノースリーチで30分の乗り換え時間がありますが、ここも可愛い村のようです。待ち時間を使ってぶらぶらできそうです。
バスのタイムスケジュールはこんな感じ。
バス801番 ボートン(15:40)〜ノースリーチ(16:00)
バス855番 ノースリーチ(16:30)〜バイブリー (16:50)
バス855番 バイブリー(17:47)〜ボートン(18:22)
ノースリーチはのどかなフォトジェニックな村
ノースリーチは小さな村なので、バスの30分の乗り継ぎ時間を使って回るだけでも、良いところをたくさん見つけることができました。
バス停は村の中心部The Market Placeにあるため、辺りをぶらぶらしても迷うことはないと思います。バスの発車時刻10分前までにはバス停に戻ってくることにしましょう。
バス停近くにあるガイドマップを頼りに村歩きをしました。
ほとんど通りを歩く観光客がいないので、雰囲気もバッチリです。
約20分の村歩きで撮った写真をご紹介します。
お気に入りの一枚
構図を変えて
大きな屋根のデザインが素敵
12世紀初めに建設された聖ピーター及び聖ポール教会はコッツウォルズ大聖堂として知られています
バス停の向かいの街並み
木組みの可愛い家
羊の看板?
10分ほど前に戻ってバス停で待っていると、時間通りにバスがやってきました。
バイブリー は美しい村だけど、8月は観光客でいっぱい
バイブリー は噂に違わぬ美しい村でした。1時間の滞在時間では、スワンホテルでお茶を飲んだり、トラウト・ファームでマスの養殖場の見学をしたりはできませんが、小さな村なので、十分楽しむことができました。
しかしやはり人気の観光地、団体の方々が何組も集団で移動しているので、そこはちょっと残念でした。
執念で、人が少ない時を見計らって写真を撮りました。
見返すと、やはり素敵だな〜と思います。
バスを降りると、こんな景色が広がってます。
お花がいっぱい
17世紀に作られた水車小屋
national trust のマーク
アーリントン・ロウへ続く道
ウィリアム・モリスも褒め称えた石造りの住宅。アーリントン・ロウ、素敵♡
今回は滞在時間が1時間と少ない中での観光でしたが、もし時間があったら、バイブリーの高台の方にあるコッツウォルズ・ウェイを歩くことができたなぁと、それがちょっと心残りでした。少しだけ歩きましたが、また一味違ったバイブリーと出会えますよ。
最後にちょこっと、バイブリーのコッツウォルズ・ウェイの写真のおまけです。
コッツウォルズ・ウェイは道の先に何があるのか、とってもワクワク
柵の扉を開けて進んで行くと
遠くに石造りの家が広がっています。こんな素敵な風景を独り占めできるのもコッツウォルズ・ウェイの醍醐味です。もっと近づいてみたいけどもう時間切れ!ここで引き返しました。
帰りのバスはバイブリーからボートンへ直通で帰ることができましたよ。
明日は1日、コッツウォルズ・ウェイを満喫する予定。楽しみ〜。