ポルトガル編

リスボン観光は高低差が楽しい


ノルウェー、アイルランド、ポルトガルと続いた、ヨーロッパ西の端を縦断する旅も、最後の目的地リスボン編となりました。

ポルト・カンパニャン駅から列車に乗り込みリスボンを目指しました。

お昼前にリスボン・サンタアポローニア駅に到着。ありがたいことに駅にはコインロッカーがたくさんあるので、駅に荷物を置いて、リスボン観光に出かけられます。

あとここで、リスボンのviva viagemカードに1日乗車券をチャージしました。これで24時間、地下鉄、バス、トラムなどが乗り放題になります。

まずはサンジョルジェ城に行こうと思いますが、駅の周りはあちこちが工事中で、バス停を探して行ったり来たり・・・わかりにくかったのですが、Google Mapのおかげで無事バス停を見つけることができました。

バスは発車すると間もなく狭い登り坂をクネクネと登り始めました。スピードも速くて、景色がどんどん変化していきました。瞬時にリスボンが魅力的な街であることがわかりました。「わぁ〜リスボン、楽しい!」

バスを降りると、目の前を黄色いトラムが大きくカーブを描きながら下っていきました。そうそうこの感じ!まさにイメージしていたリスボンの風景。嬉しくて涙が出そうです。

サン・ジョルジェ城を目指して歩き始めたところ、美味しそうなレストランを発見。

ランチメニューは色々あったのですが、店員さんおすすめのイワシとパプリカのトマトソース煮のオープンサンドをオーダーしました。ランチなので飲み物は水です。ポルトガルはバカリャウも美味しいけど、イワシも美味しい!

ここからサン・ジョルジェ城までの道は、Google先生の示すルートが通行止めになっていたため、少し迷いましたが、おかげで楽しい景色にもたくさん出会えました。

サン・ジョルジェ城は古代ローマ人によって作られた要塞で、16世紀まで王宮として使われていだそうです。長きに渡り、高台からリスボンの街を見守ってきた存在なのですね。

城壁の上を歩くことができ、遠くまで見渡すことができるのですが、その中でも、市街地に向かって下っていく階段からの景色は、本当に素晴らしいものでした。

お城からリスボン・サンタアポローニア駅まではバスではなく、路地を歩いて戻ることにしました。

良い運動をしたご褒美に、駅前でおじさんが出していた小さなアイスクリーム屋台で、ストロベリーアイスクリームを食べました。昔ながらの美味しさできた。

駅のコインロッカーから荷物を出し、バスでホテルに向かい、チェックインを済ませました。

さてここからまたリスボン観光を再スタートです。

まずは地下鉄でリスボンの中心地、ロシオ広場に向かいました。地上に出るとサッカーショップがあり、等身大のクリスティアーノ・ロナウドが出迎えてくれました。

ここから少し歩くとサンタ・ジュスタのエレベーターがありました。エッフェル塔の設計者のエッフェルの弟子が作ったというネオゴシックの建築物です。確かに鉄製で、レースのように美しいところはエッフェル塔に似ていました。乗るために長い行列ができていたので、ここはスルーして、じっくり観て堪能させてもらいました。

ここからはテージョ側の方に向かって、飲食店が立ち並ぶ賑やかな通りを歩き、アウグスタの凱旋門をくぐり、コメルシオ広場へと向かいました。

海のように広いテージョ川が、夕焼けに染まってきれいでした。

もうそろそろ今日の観光もおしまいにすることにして、コメルシオ広場にあるレストランに入りました。

最近、魚料理が続いていたので、ここではビトークと呼ばれるポルトガルのステーキをいただきました。目玉焼きが乗っていて、ステーキにしてはお値段も手頃。美味しくいただきました。

コメルシオ広場からホテルまではバスで1本でした。今日もかなり歩いたので、バスが充実していて助かった〜。

さて明日は、朝一番にリスボン名物のケーブルカーに乗りにいくことにしましょう。