ポルト2日目は、旧市街からドウロ川を挟んで対岸にある、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区からスタートです。
実はこの地区に来るのに、サンベント駅から地下鉄に乗ったのですが、これがなかなか楽しい体験でした。地下鉄は駅を出発するとすぐ、ドン・ルイス1世橋を渡るタイミングで地上に出てきて、そこからはトラムに変身。ゆっくり鉄橋を渡って対岸の駅に到着です。アトラクション感が満載で2往復してしまいました。
ちなみにドン・ルイス1世橋は徒歩で渡るのも素晴らしく、こちらももちろん欠かせませんね。
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ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区の1番の楽しみはなんといっても対岸のポルト旧市街を望めること。旧市街は街の中にいても素敵な風景に出会えますが、対岸からの景色はまた格別なものがありました。
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そしてラッキーなことに、ボサノバを演奏する男女のデュオが、ポルト旧市街をバックにサウダージ感たっぷりの音楽を奏でてくれていたのです。ポルトガルではいろんなストリートミュージシャンに出会いましたが、私的にはこのデュオがナンバーワンでした。
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ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区のもう一つの絶景スポットが、ドンセラ・ド・ピラール修道院からの眺めです。
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こちらの修道院は残念ながら中には入れませんが、高台から望むドウロ川と旧市街、そしてドン・ルイス1世橋を見下ろす絶景は、ダイナミックな美しさがありました。
ちょうど橋を渡るトラムを見つけてパチリ。
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帰りは徒歩でドン・ルイス1世橋を渡りました。橋の上から両岸を見渡す景色もとても美しく、昨日からポルトのポテンシャルの高さに驚きっぱなしです。
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旧市街に戻って、まずはポルト大聖堂へ。ここはゴシック様式の教会ですが、回廊にはアズレージョが施され、ポルトならではの美しい教会でした。
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ランチは昨日と同じエッグタルト屋さんで軽く済ませ、次はガイドブックで紹介されていた、ミゲル・ボンバルダ通りのウォールアートやクリエイターの店を見に行くことにしました。
しかし・・・ない!ミゲル・ボンバルダ通りを端から端まで歩いても、ウォールアートらしきものがないのです。
よく考えると手にしていたガイドブックは、コロナ前に計画していたポルトガル旅行用に買ったもの。コロナで通りが一変しても不思議ではないですね(涙)
しかし実はこの辺りで、ウォールアート以上に嬉しいものにたくさん出会っていたのです。それはアールデコ建築の数々。実はミゲル・ボンバルダ通りに行くまでに、好きな建築物をたくさん見つけて、ひとしきり盛り上がっていたのでした。
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旧市街へ徒歩で戻る途中、なぜかたくさんの孔雀と出会い、ここからはアズレージョの建築巡りを楽しみました。
まずはカルモ教会。アズレージョの色が薄い!と思い近づいてみると、教会全体に薄いガーゼがかかっていました。大切なアズレージョを守るために貼られているのでしょうか?教会はバロック様式で後から外壁にアズレージョが施されたそうです。ちなみにこの教会は、ポルトガル最大のアズレージョ建築だそうです。
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続いて向かったのは、やはりアズレージョが美しいアルマス礼拝堂。ここのアズレージョにはアッシジの聖フランチェスコと聖カタリーナの一生が描かれています。10年ほど前に、イタリアのアッシジを訪れた記憶が蘇ってきました。
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そろそろ陽が西に傾いてきたので、レストランを探してウロウロ。今夜も素敵なお店を見つけました。
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メニューはイワシのブルスケッタと、店員さんおすすめのバカリャウとマッシュポテトの1品。明るい店員さんとの会話も弾みました。
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ポルト観光の締めくくりに向かったのは、午前中に訪れた対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区。夜のポルト旧市街の夜景をロマンチックに楽しむ予定でしたが、予想に反して、ロックバンドがストリートライブをしていて、若者たちがアルコールを片手に盛り上っていました。まぁこれもご愛嬌ということで。
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明日は朝の列車で、この旅の最終目的地であるリスボンに戻りたいと思います。