こんにちはしーちゃんです。今日はフィヨルドの街ベルゲンを観光します。
まずは旧市街にあるベルゲン大聖堂を訪れました。青銅の屋根に白い壁。寒さを内部に入れないようにするためか、窓や扉が小さいところは北欧の教会ならではでしょうか。どっしりと可愛いを兼ね備えた教会でした。
ところで内部の拝観は有料なので諦めました。40クローネ(約600円)と決して高くないのですが、ホームページを見るとシンプルな教会のようなので、ここは節約です。
ベルゲンは旧市街側の山の中腹に家々が建っています。この美しいベルゲン旧市街を見渡す生活。羨ましいです。
さてブリッゲンに行く前に、まずは港の反対側に行き、向かい側からブリッゲンを望むことにしましょう。よくガイドブックなどに紹介されている景色ですね。
海と山に挟まれ、色とりどりの可愛い建物が並ぶ様子は、まるで絵本の中から抜け出たようです。
ここからブリッゲンに向かう途中に、ベルゲンのフィッシュマーケットがあります。
市場でバカリャウを発見!
バカリャウは干し鱈のことで、今回の旅行の最後の国ポルトガルで食べるのを楽しみにしていましたが、もともとはノルウェー発祥の伝統食材だったのですね。
さぁいよいよ世界遺産ブリッゲンです。
ブリッゲンは旧市街の倉庫群で、ノルウェー語で「埠頭」という意味だそうです。ベルゲンがハンザ同盟に加盟していた時代には、ブリッゲンには多くのドイツ人の人が住んでいたそうです。1979年には世界遺産として登録されています。
ブリッゲンは奥行きがかなりある、ユニークな造りの木造建築です。これまで何度も火災にあってるということです。古い石材は15世紀のものが残っているということです。
さてブリッゲン自体が観光名所ですが、現役の建物としても活躍しています。こだわりのお店やレストランが中に入っていて、ショッピングも楽しめます。
次の目的地、ローゼンクランツの塔に向かう途中、大きな軍艦を発見。
かっこいい軍艦を撮ろうと動画を撮りながら近づいていくと、突然けたたましくマイクで呼びかける声が鳴り響き、同時に近くの車が発進!
えっ!撮影禁止!?捕まるの!?とその場で慌てふためく私!!
しかしその後、車は走り去り、何事も起こらず・・・軍艦の写真撮影、動画撮影はまったく問題ないようでした(笑)
良かった〜と、ほっと胸を撫で下ろしました。
ローゼンクランツの塔とホーコン王の館はブリッゲンのすぐそばにあり、塔に登るのは有料ですが、あとはほとんど無料で見学することができます。ちなみに私は無料エリアのみ見学しました。
王の館はシンプルな作りでお城という感じではなかったのですが、塀に開けられた狭間(銃で敵を攻撃するために開けられた穴)が、姫路城や松本城を彷彿とさせ、私的にはちょっとだけ盛り上がりました。
ここからまたブリッゲン方面に戻り、裏手の山側に向かうと、フロイエン山へのケーブルカー乗り場がありました。ケーブルカーの列は思いの外子ども連れの方が多く、フロイエン山が単なる展望台ではなく、子どもたちが遊べる大きな公園としても人気があるということがわかりました。
標高350メートルのフロイエン山の展望台からはご覧の通り、ブリッゲンをはじめとして、フィヨルドの街ベルゲンの美しい眺望をを望むことができました。
帰りはハイキングのような道を下り、ベルゲン市街地まで降りてきました。
夕食はフィッシュマーケットのレストランでフィッシュスープをいただきました。
一昨日食べたものに比べると具材の豪華さには欠けますが、味はこちらの方が私好み。
こちらは帰り道に、新市街で見つけたレインボーの横断歩道。
ここノルウェーもそうですが、やはり北欧の国はどこもLGBTQへの理解や受け入れが進んでいますね。
明日はベルゲン空港からアムステルダム経由で、アイルランドの首都ダブリンへ向かいます。