こんにちはしーちゃんです。今日はベルゲン鉄道とフロム鉄道に乗って、オスロからフィヨルド最深部の村、フロムに向かいます。
ちなみに予定はこんな感じです。
[ベルゲン鉄道]オスロ6:25発 ミュルダール11:15着
[フロム鉄道]ミュルダール12:06発 フロム13:04着
ベルゲン鉄道はオスロとベルゲンを結ぶ北欧屈指の美しい自然の中を走る列車です。私は終点のベルゲンまで行かず、途中のミュルダールで下車し、そこからフロム鉄道に乗り換えます。フロム鉄道は高度差864mの山岳鉄道。この列車で山を下り、フィヨルドの村フロムに向かうのです。
一般的には、その日のうちにフロムからフィヨルドクルーズ船に乗り、その後バスと再びベルゲン鉄道に乗ってベルゲンに到着するという、1日で回るルートが有名です。
しかしトレッキング好きの私としては、「フロムに数時間しかいないなんてもったいない!」と、1泊することにしたのです。
さて今回のルートは、オスロからベルゲンまで、「(1日目)ベルゲン鉄道→フロム鉄道→(2日目)フィヨルドクルーズ→バス→ベルゲン鉄道」と乗り継ぐことになるのですが、この複雑なチケットは個別に取るより、「ナットシェル」と呼ばれる周遊チケットを使った方がお得で便利なのです。(実際に個別に取った場合と比較しましたが、ナットシェルの方が安かったです。)
「ナットシェル」の購入に、私が利用したのは「ベルトラ」という現地発専門のツアーサイトです。今回に限らず、自力で行けない場所に行く時はいつもお世話になっている、自由旅行の強い味方です。今は円安で少し割高に感じますが、「ナットシェル」は全行程で、合計約4万円でした。
前置きが長くなりましたがいよいよ乗車です。ベルゲン鉄道では、進行方向右側の一人席に座りました。右側の車窓からは美しいフィヨルドの水辺の景色を見ることができました。
早朝の時間帯ということもあって、水面がキラキラと光って本当に美しかったです。
私の座席は車両最後列の右側の1人席でした。反対側の左側1人席に、私よりも少しお姉様のご婦人が途中から乗車してこられました。
同じ1人席同士で親しみを感じ、「皮ごと食べるレモネード」の飴ちゃんを2粒プレゼント。お姉様は英語は話されなかったのですが、ジェスチャーで「とても美味しい!」と喜んでくれました。
列車はどんどん高度を上げて、ミュルダールの一つ手前のフィンセという駅に到着。冬のトレッキングの服装で降りる人が多く、窓から見えるこの絶景。氷河好きの私としては、ここで降りたい衝動に駆られました。
調べたところ、フィンセにはトレッキングルートがいくつもあり、なんとスターウォーズエピソード5帝国の逆襲のロケ地でもあったそうなのです。
もし叶えば、次回はここでトレッキングを楽しみたいですね〜。
さてミュルダールに到着し、ここからはフロム鉄道に乗り換えです。
ベルゲン鉄道を見送り、同じホームで待っていると、フロム鉄道がやってきました。
フロム鉄道では、進行方向左側に座り車窓を楽しみました。しかしトンネルが多めというのは山岳鉄道あるあるですね。
フロム鉄道の見どころの一つが「ショーンの滝」。列車が滝の真ん前のホームで数分間停車してくれるので、下車して、壮大な滝とその滝にまつわる伝説をモチーフとした妖精の踊り?を見ることができました。
車窓の風景はフロム村が近づくにつれ、だんだん牧歌的な雰囲気に。
線路沿いの道を走る自転車や歩く人を発見。フロム村トレッキングへの期待がどんどん高まります。
次はいよいよこの旅の1番の目的!フィヨルド最深部の村、フロムでトレッキングです。