こんにちはしーちゃんです。今日は今回の旅のメインイベントであるアンコールワット遺跡群を巡る日です。
予定どおり、迎えのガイドさんが早朝の5時過ぎにホテルのロビーに迎えにきてくれました。
今回のツアーはベルトラを使って申し込んだ日本語ツアーということで、参加者すべてが日本人の方でした。ベトナム縦断の後カンボジアに来た女性、シンガポールと日本の遠距離恋愛中のカップル、プノンペンから深夜バスでアンコールワットに来た男性と、多彩なメンバーが集まりました。
ちなみに、ガイドさんの名前はビトーさんですが、ツアーでは日本名の石田さんというあだ名で呼ぶという謎の慣習があるようでした(笑)
ライトバンにガイドさん、ドライバーさん、そしてツアー参加者5名が乗り込み、まず向かったのはアンコールワットのチケットセンター。
まだ夜明け前ですが、立派なチケットセンターはもうオープンしていました。
ここで1日券37ドルを購入し、アンコールワットに向かいました。
駐車場に到着し、車から降りて数分歩くと目の前にアンコールワットが!
しかしこのままアンコールワットには入らず、まずは朝日と共に遺跡の撮影ができるポイントに向かいました。到着すると、そこにはすでにたくさんの人が集まっていました。
ところでアンコールワットから朝日が昇る位置ですが、季節によってズレるため、アンコールワットと朝日のコラボ写真を撮るためには、その位置を把握することが必要なようです。
今回はガイドさんに教えてもらえたので、無事ナイススポットから写真を撮ることができました。
その後はいよいよアンコールワットの中へ。
訪問前の私のアンコールワットのイメージは、ジャングルの中の荒々しい遺跡でしたが、実際に訪れてみると、壁画や建築物の美しさは、かつてジャングルの下に埋もれていたとは思えないほど素晴らしいものでした。つまり良い意味で大いに期待を裏切られたのでした。
(そしてジャングルの中の荒々しい遺跡は、私のイメージ以上の規模で、周辺の遺跡群でバッチリ体験できました〜)
建物に入ってすぐのところに現れたのは、かつての沐浴地。まずはここで身を清めてお参りしたのですね。
その近くにエコーポイントと呼ばれる壁に囲まれた一角があって、壁に背を向けて胸をドンと叩くと、大きな反響音が鳴りました。邪気や病を祓うという言い伝えがあるようでした。
次に向かったのは第三回廊です。少し前までは観光客も、当時の人が使っていた外階段を利用して登っていたいたそうですが、とても急で、これは登るのを躊躇ってしまいそうな角度でした。ガイドさんの話では、実際に登ったものの怖くて降りられない、なんていう人もいたそうです。
今は反対側に手すりのついた木の階段がかけられていたので、安心して登ることができました。
回廊の中の彫刻、そして回廊から望む景色。周りはジャングルに囲まれていて、この遺跡の歴史を思い起こさせてくれました。
この後に見学したのは、第一回廊にある「乳海攪拌」の50mもある壁画です。これはヒンドゥー教の天地創造の神話で、神々と鬼たちが大蛇を使って海をかき混ぜるというお話です。ガイドさんがスマートフォンカメラの達人で、神と鬼の一人二役の写真を撮ってくれて、みんなで大盛り上がりしました。
さて朝一番の遺跡見学の後は、アンコールワット前の地元の食堂で朝食タイム。
フォー好きの私は、昨日に引き続きここでもまたまたフォーを食べてしまいました。今日ののフォーは白菜も入っていてかなり食べ応えがありました。
ここで今日のツアーメンバー同士が改めて自己紹介。それぞれユニークな経路や理由でここに集っていて、この日ののツアーがますます楽しみになってきました。
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