こんにちは、しーちゃんです。
ドゥブロブニク3日目にして、今日はいよいよ旧市街に向かいます。
グルーズから旧市街入り口のピレ門へはバスがありますが、お宿からバス停は反対方向、バスの待ち時間を考えると直接歩いて行くのもありかも。
というわけで、今日は旧市街まで30分、歩いて向かうことにしました。
便利な場所にある大きなホテルも好きですが、小さなホテルやゲストハウスは、ちょっと郊外にあることも多くて、その土地らしい場所を歩けるのも好きなんです。
知らない街を歩くのは本当に楽しいです!さらに、高台から海がちらっと見えるこんな素敵な道歩くとなると、その楽しさは2倍、いや3倍増し!
途中、美味しそうなパン屋さんを見つけたり、ベランダで朝からくつろぐ人を見かけたり、おっ!こんなところにスーパーが何ていう発見したり・・・そうそろそろかな?と思った時に、大きな要塞が目の前に現れました。そしてその下には旧市街が。やはり気持ちが高揚します。
どうやらこの要塞(ミンチェッタ要塞というらしい)が旧市街の中では一番高い位置になりそうです。ここから下に降りていくことにしましょう。
旧市街の入り口ピレ門に到着しました。「橋を渡って狭い入口から入る!」城壁で囲まれた旧市街の入り口はこうでなくっちゃ。
ピレ門の前にかかる橋は、かつては木造の跳ね橋(可動橋)として上げ下げが可能だったようです。今は固定された橋になっていてちょっと残念!
跳ね橋といえば、以前にアルルを訪れた時、ゴッホの跳ね橋を見に行きました。もし興味のある人はこちらの記事もどうぞ!
ピレ門から旧市街に入ってまず驚いたのが、道が大理石!ツルツル、ピカピカで美しいんです。
とりあえず旧市街をうろうろしてみることにしましょう。
あれ?「ステキ〜」以外の感想が出てきません・・・ここでハッと気づきました。
「ドゥブロブニクの予習をまったくしていない!」
今回の旅行でドゥブロブニクは折り返し地点。自分の中では「ドゥブロブニクにたどり着けたら旅はほぼ成功。あとはリゾート感覚でのんびりしよう〜」などと浮かれた気持ちだったのです。脳内はまさに「リゾート=頭からっぽにしよう」以上!
しかし目の前に広がる旧市街は、インスタ映えする写真を撮っただけで満足させてもらえるような空っぽの場所ではなかったのです。どの施設に入るべきか?割引チケットはあるのか?そもそも目の前の施設はなに?・・・・あわてて調べるスマホのネット情報と目の前の世界がなかなか結びついてくれません。
さらに、ここで痛恨のミス!今回持参した唯一のガイド本「地球の歩き方」まで宿に置いてきてしまっていたのです。昨日のコトルの登山の疲れもあり、やや自暴自棄&ちょっとパニックに。
「やばい」と思った時にするべきこと。それは「STOP & THINK」。
これはスキューバダイビングのライセンスを取る時に教えてもらった言葉です。とりあえずジタバタせずに止まってから考えると、自ずと解決策が見えてくる!(これ、いろんな場面で役立ってます)
立ち止まって周りをよく観察してみると、城壁の上を歩いている人がいます。
そういえば入り口に入った時に城壁に登っていく人を見たような・・・チケット代が35ユーロ(約5,600円)だと知り、「高っ!」と思い、いったん保留にしていたことを思い出しました。どうも城壁は門の辺りだけではなく、旧市街をぐるっと取り囲んでいて、その全てを歩くことができるようです。「それなら35ユーロの価値があるかも・・・」
「城壁」を手がかりに検索を始めると、城壁(シティ・ウォールズというらしい)の入場料は35ユーロですが、「ドゥブロブニクパス」というものもあり、それも同じ価格の35ユーロ。こちらにはバスの乗り放題パスや、いくつかの施設の入館料も含まれているようです。
「セーフ!」旧市街に入ってすぐ、城壁(シティ・ウォールズ)のチケットを買わなかった自分に拍手を送りたいです。もうここは「ドゥブロブニクパス」一択でしょう。(宣伝の写真はドゥブロブニク・カードになっていますが、名称はドゥブロブニク・パスのようです。)
その上「ドゥブロブニクパス」には、1日券だけでなく、3日券(45ユーロ)や7日券(55ユーロ)があるようです。私は明後日も旧市街に来るので、これは3日券を買うとさらにお得感が増すではないですか。
そうと決まれば、インフォメーションセンターへ行って「ドゥブロブニクパス」を買うことにしましょう。
本来ならここまでの準備を日本でしておくべきでした(ちょっと反省)。でも約1ヶ月の旅となるとこういうこともあるよね(と、すぐに気持ちを切替る)。
さぁ、ここから挽回してドゥブロブニクを楽しんでいこう!
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