東欧縦断の旅

リヒテンシュタインの小道を歩くと大好きな時間に出会えました。

リヒテンシュタイン2日目、朝起きると雨はすっかり止んですがすがしい空気。あれ、私はどこの天気予報を見てたのかしら?

スイス式の朝食を食べていると、窓の外のスイス側のアルプスの山に虹がかかっています。今日はきっと良い一日になる予感!

朝食会場を見回すと、宿泊客の多くが、トレッキングやトレイルランニングを目的に訪れているようです。私も自然の中を歩きたい気分になり、チェックアウト後は、バスではなくファドーツの中心部まで歩いて向かうことにしました。

これが大正解!イギリスのフットパスで鍛えた勘で、歩きたくなる素敵な道を見つけるのが上手くなった気がします。

「うわぁ〜、いつもの私の旅が帰ってきたー」

しばらくファドーツの街をぶらぶらしてから、今日はリヒテンシュタイン現代美術館に入ることにしました。

ここには特に有名な常設展示のアートがあるわけではないのですが、アート好きの私としては、美術館の建物とリヒテンシュタインのキュレーターさんのキュレーションに興味がありました。

値段は15ユーロで、建物はここだけではなく隣と地下で繋がっていて、思ったよりも広そうです。

企画展は3つありましたが、一つの企画展がかなり面白くて、タイトルは「Parlament der Pflanzen」、日本語だと「植物議会」といったところでしょうか。1人気になるアーティストを見つけたので収穫ありということで。

日本でもよく現代アートを鑑賞するのですが、国が変わるとやはりキュレーションに違いを感じます。スイスやドイツといった周辺の国のアーティストの方が多いというのあるかもしれません。

美術館のスタッフの方はどなたも気さくで、心地の良い美術館でした。そしてたぶん美術館の一番の目玉が、美術館の横の道に展示されているボテロの彫刻。ボテロはコロンビアのアーティストで、たしか昨年Bunkamura美術館で展覧会がありましたね。見逃したなぁ~と反省です。

さぁ、それでは午後のバスでミュンヘンに戻ることにしましょう。

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