一人旅のリスクマネジメント

一人旅のリスクマネジメント 機内持ち込みの荷物は、バゲトラを想定して考える

国際線のフライトに乗る時、皆さんは手荷物を預ける派ですか?持ち込む派ですか?

海外出張などで国際線にこなれた方は、手荷物を持ち込むという人も多いと思いますが、旅行で海外に出かける人は、やはりトランクなど手荷物を預けるという人が、ほとんどではないでしょうか。

今日は、私がいつも手荷物を預ける際に心がけているリスクマネジメントを、ご紹介したいと思います。

バゲトラ(バゲッジトラブル)を想定して、機内に持ち込む手荷物を決める

万が一、バゲトラに遭ったとしても、慌てなくても済むように、バゲトラを想定した、持ち込み手荷物と預け入れ手荷物の仕分けを行いましょう。

ポイントとしては、

① 少なくとも翌日は対応できるように、機内持ち込みの手荷物作りを行う

バゲトラは、ほとんどの場合が紛失ではなく遅延なので、1〜2日で手元に戻ることが多いです。なのでその期間をしのげられれば良いのです。

到着した当日は、買い物等にでる余裕もない場合が多いので、少なくともその日の着替えは用意するようにしましょう。女性なら洗面具や、必要最低限の化粧品も用意しましょう。

2日目には、荷物が届く可能性も高いですし、届かなくても買いものに出かける余裕もあります。下着くらいなら、洗濯をして着替えることもできます。

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②もし預けた手荷物が見つからなくても、旅を続けられる準備をしておく

ツアーの場合は、添乗員さんがホテル、列車、美術館等のチケットを管理してくれていますが、個人旅行の場合は、すべて自分で管理しなければなりません。

バゲトラの手荷物と一緒に、チケット類もすべて紛失、というのは何としても避けなければなりません。

もし預けた手荷物が見つからなくても、旅を続けられるかどうか、そのことを意識した手荷物を作りましょう。

私の場合は、チケット類、旅に必要な連絡先、常備薬、カメラなどです。

私は以前、乗り継ぎの最初の便が遅延し、私は間に合ったものの、荷物が間に合わなかったということがありました。幸い復路便だったので、特に困ることはありませんでしたが、「バゲトラはいつ起こってもおかしくないんだなー」と実感しました。

また友人は、新婚旅行の行きのフライトで、預けた手荷物が行方不明になってしまい、手元に届いたのは旅行の終盤ということがありました。「人生のうちで一番写真を撮る旅行なのに、どれも同じ服装(><)だったー!」と泣いていたのを思い出します。でもこれは30年前の話、今ならもっと早くに手元に届くことだと思います。

できるだけ多くの手荷物を持ち込むという選択は、実はNG?

では「手荷物を全部、あるいはできるだけたくさん機内に持ち込む」というのは、どうでしょうか?

これはあくまでも個人的な感想ですが、旅慣れた人以外にはあまりお勧めできません。

私は、かつて一人でパリに行く時、荷物を全部機内に持ち込んだことがあります。そのとき感じたのは、空港では荷物の管理に縛られ、免税店巡りもできず、トイレに行くのも一苦労。やっぱり手荷物は預けた方が楽だなーということでした。

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その時は直行便でしたが、便の乗り継ぎがある場合はもっと大変なことになると思います。トランジットの空港で、ずっと大きな手荷のお守をしなければならないというのは、とっても大きなストレスです。特に一人旅の場合は、どんな時でも自分の荷物は自分で管理しなければなりません。

また空港内も、決して安全ということはありません。スリなどの被害に遭わないためにも、自分が管理できる範囲の手荷物を機内持ち込みの手荷物とすることが、望ましいと思います。

2ヶ月半前に始めたブログですが、やっと来週一人旅に出発です。3週間という私にとっては人生初の長旅です。旅行中も頑張って記事をアップしていきたいと思っています。「ポチッ」をいただけるとうれしいです。