今日は各国の現地発ツアーでおなじみのベルトラを使って、プロヴァンスの村を回ります。リュベロン半日ツアー「ゴルド、セナンク修道院、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ」です。
昨日まで、アヴィニヨンを拠点としていろんな街を回りましたが、実は鉄道やバスといった公共の乗り物では行けない場所もあるのです。
私はこれまでもフランスやイギリス、イタリア、オーストリア、マレーシアなどでベルトラの現地発ツアーを利用したことがあります。
手頃な料金で観光地を回ったり、アウトレットモールへ行ったり、個人的に行くよりもお得な場合もあるのです。また時には同じ内容のツアーでも、他のルートから予約するより安いこともあり、ほんと使える奴なんです。
今回のツアーはこちら
見どころをギュッとコンパクトに!ゴルド、ルシヨン、フォンテーヌドヴォークリューズ リュベロン半日ツアー<日本語ガイド or 英語ガイド/アヴィニョン発>
ツアーの集合場所は、アヴィニヨンの観光所前です。
観光所前で待っていると、一人の中国人の男性に「ツアーを待っているのか」と声をかけられ、「一緒ですね、よろしく〜」となんて話していると・・・
違うツアーでした。言語別でツアーが組まれているのですね。
私のツアーは、アヴィニヨンに住む日本人の女性の方が自家用車で迎えに来てくれました。参加者は私を含めて全員女性で、合計3名です。
私以外の2人も一人旅で、みなさん素敵な旅行をされていました。
まずはコルドの遠景を見に行きます
女性ばかりの車の中は、にぎやかに話の花が咲きます。
自己紹介や、今どんな旅をしているのか、ガイドの方はなぜアヴィニヨンに住むことになったのかなどなど、楽しい会話が続きます。
30分ぐらい経ったところで車を停めると、そこに美しいゴルド村の姿がありました。
これです。これ!これが見たくてこのツアーを申し込んだと言っても過言ではありません。ゴルドはフランス国内に155ヶ所ある「フランスの最も美しい村」の一つに認定されていますが、村そのものだけではなく、この遠景がまさに美しい村にふさわしいと思うのです。
セナンク修道院はラベンダーの開花が終わっていてがっかり
ここからゴルド村に行く前に、セナンク修道院に向かいます。
セナンク修道院はラベンダーで有名ですが、残念なことに、今年はラベンダーの開花が2週間ほど早かったせいで、ラベンダーの花は風前の灯し、紫色のラベンダー畑を妄想しながら、景色を楽しむことにしましょう・・・
セナンク修道院で売っているものの中には、オリジナルブランドのものがいくつかありますが、それらはなんとすべてここで働く修道士の方達が作っているということなのです。
私はまくらにラベンダーの香りをシュシュとするアロマスプレーを買いました。
ラベンダーも少しだけまだ咲いていました。
次はお待ちかねのゴルド村
小さな村ですが、かわいいお店がいっぱいで時間が経つのも忘れてしまいそう。また自由時間は基本的に個人行動なので、ツアー感がなくて快適です。
おばあちゃんのお店。家に貼られた巨大な写真はもしやおはあちゃん?
これぞロクシタン!っていう感じのロクシタンのお店。
フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズは美しい緑の川
次に向かうのはフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ
あまりにも透明度が高いので、川の中で揺らぐ水草が透けて川の色が緑色に見えます。
ここが川沿いの道をずっと上った先にある水源地。実はここフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズは、ヨーロッパ一の湧水量を誇る水源地ということなのです。
豊かな湧水がこの美しい景色を生み出していたのですね。
しかし近づくと落ちそうでちょっと怖いです。
太陽の光に川面がキラキラ光っています。
私も川べりに腰掛けてのんびり川の流れを見ていたいです・・・が、ツアーには自由時間40分という掟が!
あーあのテラスに座ってランチを食べたい。・・・でもツアーには自由時間40分の掟が!
今日は午後のTGVでアヴィニヨンからニースに向かいます。午前中の時間を有効に使って観光ができました。満足。満足。