こんにちは、しーちゃんです。
皆さんはカフェや飛行機、列車などで、たまたま隣り合わせた異性と会話が盛り上がったことがありますか?
私はというと・・・
めちゃめちゃ好きなタイプの人が隣に座ったりすると、
心の中でガッツポーズ!
はするものの、そんな様子はおくびにも出さず、
そしてもちろん何も起こらず「はい、さようなら」です(笑)。
あっそういえば、ニューヨークに行く便で、隣の席のアメリカ人の男性とおしゃべりしたことを思い出しました。
近い年齢(見かけがですが)だったせいか、CAの方がどうも夫婦だと勘違いしていた様子。
お互いに苦笑しあったことがきっかけで、おしゃべりしました。
初めてのニューヨーク旅行だったので、オススメの観光スポットをいろいろと教えてもらい、
そして最後に忘れられない一言が・・・
飛行機がJFK空港にランディングした時〜
まさかの〜
両手を広げてからの〜〜
「Welcome to New York〜!」
えーーー!
そんなベタな〜〜。
(〜を多用するのは、おばさんの証らしいです〜〜〜。)
すみません。あと30歳若かったら、素敵!と思えたのかも。
でもそれも含めて、退屈な長距離フライトに彩りを添えてくれた懐かし思い出です。
フランスの列車の中は出会いがいっぱい?
今日は、なんでそんな話題からスタートしたかというと、今夏のフランス旅行、列車の中で初めて出会った人どうしが、以前からの友達のように会話している姿を何度か目にしたからなのです。
すごく話が盛り上がっているので、友達?恋人?と思っていたら、どちらか一人が、バイバーイと降りていくパターン。
えっ?たまたま列車で隣り合っただけだったの?
ここでひとつ、アヴィニヨンからニースに向かうTGV(フランスの新幹線)で見かけたエピソードをご紹介したいと思います。
アヴィニヨンでTGVに乗り込むと、通路を挟んで向こう側、こちらに向かって女子大生らしき2人、(便宜上ですが)普通の女子大生と美人の女子大生が座っていました。
途中の停車駅でテンガロンハットをかぶった高校生らしき男の子が乗ってきて、女子大生2人に話しかけます。
(もちろんはっきりは聞こえないので、セリフの半分は私の妄想です。)
テンガロン「そこ僕の席なんだけど」
普通の女子大生「(チケットを見せながら)私は本当は◯◯の席なんだけど、友達と隣同士に座りたいから変わってくれない?」
テンガロン「僕は君たちより先の駅まで乗るから変われないよ」
普通の女子大生「(不機嫌そうに)わかったわよ。ケチ!」
(繰り返しますが、もちろんはっきりは聞こえないので、セリフの半分は私の妄想です。)
しぶしぶ普通の女子大生がその席を立って、自分の予約した席の方へ消えて行きました。
なんか気まずくない?
ここから先、ずっともう一人の女子大生と隣同士だよ、と老婆心ながらちょっと心配になりました。
しかしその後、私の目の前で予想外の出来事が!!!
テンガロン「ごめんね、彼女に悪いことしちゃったね。」
美人の女子大生 「いいのよ、気にしないで」
テンガロン「ところで、旅行?どこ行くの?」
ペチャクチャ ペチャクチャ・・
えっ?まじっすか?(私の心の声)
さっきまでの険悪なやりとりはなかったかのように、普通に会話が始まっている!
その後も高校生のテンガロン君と女子大生のお姉さまの会話は、楽しそうに続いていったのでした。
さらに衝撃の出来事が続く
その後テンガロン君は、女子大生のお姉さんが降りるとき、網棚のキャリーバックを降ろすのを手伝ってあげて「バイバイ〜」とお別れをしました。
さすがフランス、高校生でもレディーには優しいのね。
女子大生のお姉さんが降りた同じ駅で、テンガロン君の隣に席にやってきたのは、同じ歳ぐらいの可愛い高校生らしき女の子です。
高校生といえば、男女間のほど良い距離が一番つかみにくいお年頃。さすがにここで初対面の2人が仲良くなるのは難しいよね・・・
えーーー!? すでに話している!!!
席に着いた途端、まるで待ち合わせていたかのように2人の会話が始まっていたのです。
さすがに最初は女の子の方ははにかんだ感じでしたが、時間が経つにつれ、明らかに会話が弾んでいる様子が伝わってきます。
テンガロンハットの高校生がやり手なのか、それともフランスでは、男性から女性に話しかけるのは全然普通のことなのか・・・
でも不思議とナンパのような、下心が見え見えな感じがないんです。初対面の異性と友達のように会話を楽しんで、「バイバ〜イ」と明るく手を振って別れる。
そんな感じなんです。
高校生2人はスマホを見せ合っていたので、めでたくSNSで繋がったのかもですが・・・
やっぱりフランスはアムール(愛)の国なんですね〜。