こんにちは、しーちゃんです。
2017年12月15日〜ドイツへクリスマスマーケットはしご旅に行ってきました。まず第一弾は、ニュルンベルグのクリスマスマーケットです。 ニュルンベルグ!なんて可愛い響きでしょう。「にゅるん」ですもんね。
ニュルンベルグは空港のある都市からのアクセスもバッチリ!
ニュルンベルグへは、ICEに乗れば、ミュンヘンからは直通で約1時間、フランクフルトからは約2時間ほどで到着します。私は今回、早朝フランクフルト空港に着いたため、空港から直接ICEに乗り、朝9時にはニュルンベルグに到着しました。
ドイツで一番有名なクリスマスマーケット ニュルンベルグ・クリストキントレス・マルクト
ニュルンベルグのクリスマスマーケットは、ドイツで最も有名なクリスマスマーケットで、ドイツ三大クリスマスマーケットの1つにも数えられています。 ちなみに他の2つは、ドイツ最大のクリスマスマーケットのシュツットガルトと、ドイツ最古のクリスマスマーケットのドレスデンです。 それではニュルンベルグのクリスマスマーケットをご紹介することにしましょう。
ニュルンベルグのクリスマスマーケットを語る上で欠かせないのは「クリストキント」の存在です。そしてこの「クリストキント」が、ニュルンベルグのクリスマスマーケットを世界一有名なものにしているといえるでしょう。
「クリストキント」は幼いイエスという意味ですが、なぜか若い女性のイメージで捉えられており、子供たちは「クリストキント」に手紙を書いて、クリスマスプレゼントをお願いします。サンタクロースみたいですね。
ニュルンベルグては2年に一度、16歳〜19歳の女の子の中から「クリストキント」が選ばれ、クリスマスマーケットの開会宣言の役を担います。またその後も度々クリスマスマーケットに出現するそうです。 このためニュルンベルグのクリスマスマーケットは、クリスマスマルクト(ドイツ語)ではなく、クリストキントレス・マルクトと呼ばれています。
残念ながら私は「クリストキント」に会うことはできませんでしたが、町のあちこちに「クリストキント」の飾りがありました。
しかしニュルンベルグ中央駅に向かう帰り道、デパートのチラシを配っていたかわいい「クリストキント」のコスプレの女の子を発見!カメラを向けると快く笑顔を向けてくれました。
クリスマスマーケットといえばグリューワイン
クリスマスマーケットのお楽しみといえばグリューワインと呼ばれるホットワインですね。赤ワインにスパイスや砂糖が入っていて、寒いドイツの屋外で飲むと、身体がポカポカしてきて、何杯も飲みたくなってしまいます。
グリューワインをオーダーするシステムは、まずはカップのデポジット料金とワイン200cc代を支払います。ニュルンベルグは3ユーロ+3ユーロでした。
ニュルンベルグのグリューワインは、かわいいジンジャークッキーを自由につまんでOKでした。
もちろん2杯目からはワイン代だけで楽しむことができます。
またカップを返せば、デポジット料金は返ってきます。私は、ちょっと重いけど自分へのお土産に持って帰りました。家でこのカップでホットワインを飲むと、ニュルンベルグの思い出が蘇ること間違いなしですね。
ニュルンベルグの焼きソーセージ
ニュルンベルグのクリスマスマーケットでみんなが食べていたのが、「ニュルンベルガー」と呼ばれる焼きソーセージです。 白ソーセージの中にマジョラムなどの香草が入っていて、とっても美味しいソーセージでした。
日本でいうと、日本ハムのアンティエによく似た色と大きさですが、味や歯ごたえはさらにパンチが効いています。ドイツソーセージの中では小さめな部類に入ります。
ドイツの屋台では、ソーセージは必ずちょっと硬めのパンにはさまって出てきます。3本で3ユーロくらいだったかな。
可愛いお店がいっぱい
ニュルンベルグのクリスマスマーケットは、手作りのオーナメントやクリスマス菓子、衣類やおもちゃなど、かわいいお店がいっぱい並んでいました。
もちろんクリストキントのオーナメントやお人形も・・・
その中でも目を引くのが、ニュルンベルグ発祥の
「ツヴェッチゲンメンレ 」と呼ばれる顔がくるみでできた手作り人形で、マーケット内のあちこちに「ツヴェッチゲンメンレ 」を専門に売る店がありました。
こんな風に昔からの手作りの様子が、お店の横に展示されていました。
カイザーブルグ城もおすすめ
ニュルンベルグのクリスマスマーケットの中心地である中央広場を抜けて、さらに北の方角に10分歩くと、カイザーブルグ城に到着します。
入場券を購入しなくてもお城の高台からニュルンベルグの町並みを見ることができますが、塔に登ると、さらに素晴らしいニュルンベルグの町並みを一望することができます。
塔への入場料は、古い井戸の見学と合わせてたったの3.5ユーロですが、この古い井戸の見学が、実はとても楽しかったのです。
深さなんと47メートルの深井戸を、解説のお兄さんがアトラクションさながらに楽しませてくれます。
博物館込みの7ユーロのチケットもありますので、お城好きな方はゆっくり見学するのも良いかもしれませんね。
さて次は中世の町並みが残るもっともクリスマスマーケットが似合う街、ローテンブルクのクリスマスマーケットに向かうことにしましょう。
まるで絵本のような世界が私を待ってくれていることでしょう。